2015年2月13日金曜日

セルフィ命



大統領ローマ法皇さまも、みんなセルフィ友達!?

以前「自分大好き フィリピン人」と言う投稿をして、その時も少し触れましたが、今回は世界中(?)で大流行りのセルフィ写真。ここまで自撮りが蔓延ったのは、間違いなくフェイスブックのプロフィール写真に使うためでしょう。これはフィリピンだけではない。
しかし、フィリピン人ほどこの新しいカルチャーを受け入れて、老いも若きも楽しんでいる国民もいないのではないかと思うほど。

元来、フィリピン人は写真大好き。撮るのではなく、撮られるのが。昔から行楽やパーティでカメラを持っていくと、それだけで盛り上がってました。日本では写真に撮られるのが苦手で、特に女性には断固拒否する人もいるぐらいなのに。

少し前に、自宅い若い女の子のお客さんが二人来て、何気なくカメラを向けると「いやぁぁ」とばかりに後ろを向いてしまいました。ほぉ、フィリピン人でもこういう人がいるんだと思ったら、二人して一生懸命ヘアスタイルを直してる。それが終わるとにっこり微笑んで「はい、どうぞ」だそうです。

デジタルカメラの普及で、撮影コストもタダ同然になり、およそ考え付くあらゆるところで、みんな自分に向けてパチリ。フェイスブックのフィリピンの友達のプロフィールには、この「作品」がずらりと並びます。それもヘン顔のオンパレード。

そんな国民性を反映して、写真スタジオは大流行り。自撮りだけでなく、ちょっとフォーマルな「家族写真」が大好きなんです。結婚、出産、子供の卒業、久しぶりに帰国した親戚との再会(これは、リ・ユニオンと称してパーティしたりもします。)

私にも多少ナルシストっぽいところはあるかも知れませんが、それは日本人の平均からするとそうなだけで、フィリピン人に混じると、ことセルフィに関しては相当シャイな方に分類されそう。

それにしても、プロフ写真だけならまだしも、ず〜〜っとヘン顔・セルフィばっかり投稿し続けるフィリピンの若者の感覚は、どうしても理解できません。


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