2015年5月25日月曜日

停電撃退 発電機始動

新居に越してからちょうど1年経過して、とうとう発電機を設置しました。日本だと発電機がある家庭って少ないでしょうね。このブログでも度々取り上げてきたように、電力不足が日常的なフィリピン。クリスマスなどの使用電力が増える時期には、てきめんに停電が増えます

特に前回の大晦日から新年にかけての長時間停電は困りました。せっかく親戚が自宅に集まって、一緒にお祝いしようと思っていたのに、肝心な時間帯に真っ暗でとても損した気分。また、夏場(4〜5月)には、半日に及ぶ計画停電も頻発。一番暑い時に扇風機も使えないのは、とても大変。

家内とも相談して、とうとう発電機購入を決めましたが、そこからが結構長くかかってしまいました。まず、この家の電気配線を担当した電気屋のサルディがなかなか捕まらない。電話しても全然返事がない。別件で仕事を頼んで大工さんに聞いたら、実は電話番号を変えていたのでした。お得意さんなんだから、番号変えたら教えてくれよ〜。

結局1ヶ月以上は待たされたでしょうか? サルディ同伴で隣市バコロドでようやく発電機購入。発電量の大小や、燃料がガソリンかディーゼルオイルかなど、いろんな種類があり、何軒か回って、自動車のようにキーを回して電気式に始動できるタイプに決定。燃料はランニングコストの安いディーゼル。これで、10リッターで約20時間稼働とのこと。エアコン・冷蔵庫・照明など自宅の電気製品は全部大丈夫。とは言え日本円で10万円近い価格。これでは、買えるお客さんは限られるはずですね。



次は設置場所。騒音と排気ガスがすごいので、とても部屋の中には置けません。配電盤近くの庭先に、新たに小屋みたいなものを作るところから始めました。大工のアントニオに頼んだら、ブロック積みやら溶接作業で、小屋だけで3日。まるでお地蔵さんの祠にしたくなるような、可愛い小屋が完成。







そして、今日。配線が終わってようやく発電機が始動。やっぱり物凄いエンジン音。これでは、テレビが見られても、喧しくて音が聴こえない。しかし、これで半日ぐらいの停電ならば、冷蔵庫の中身を心配しなくて済むようになりました。さぁ停電、いつでもかかって来なさい。




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