最近では、小学校に通う息子の弁当も私が担当。フィリピンでは私の知る限り、小学校での給食というのは聞いたことがありません。学食や売店はあって、軽食を摂ることはできますが、昼ごはんは家に帰って食べる子供が多いようです。
もちろんお弁当食べてる子もいます。でも持参はせず、母親やメイドさんがお昼時に弁当を持ってくるのが一般的。おそらく熱帯のフィリピンでは、弁当を朝作るとお昼には傷んでしまい、食中毒の危険が高いからでしょうね。我が家でも例外ではなく、私が昼前に料理して、家内がそれを学校に持って行ってます。
その弁当の中身ですが、だいたい前日の晩ごはんの献立をちょっとアレンジというパターンが多い。なので自然とフィリピンではあまり馴染みのない献立になる。天ぷらとかカツ丼などを持っていくと、息子の友達が興味津々で集まってくるそうです。この頃は「味見用」にと、少し多めに入れるほど。
味噌汁も付けて「カツ丼弁当」
オムライスを作った時は、ライスなしで大きなオムレツだけだと思われたらしく、たまたま居合わせた子供のお母さんたちも「おかずだけしかないの?」と不思議がったそうです。そういう話を聞くと、サービス精神旺盛な関西人としては、ついエスカレートしそう。冷凍食品の力を借りて、日本の主婦が作るような色とりどりのお弁当作ったら、学校の人気者になれるかもしれません。
そして珍しがられるのは中身だけではなく、日本から持ち込んだジャーポット式の弁当入れ。フィリピンでも売ってないことはないんですが、やっぱりあまり普及はしてない。これに具沢山の日本のインスタントラーメン作って入れたら、息子は大喜びで友達に自慢しまくり。それは、ちょっと恥ずかしいかも...。
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