2017年4月23日日曜日

フィリピンの温泉


前回のラカウォン島に引き続き、3泊4日の西ネグロス観光の最終日に訪れたのが、州都バコロドから車で約1時間の山間部にある、温泉リゾートのマンブカル。実は、私がここへ来るのは3回目。移住前と2年前で、いずれも1泊。特に2年前の時には、このブログに詳しく書いて投稿しました。

ビーチリゾートのラカウォン島と同じく、最近のフィリピンの好景気に後押しされて、どんどん新しい設備ができています。最初は、モルタルで周囲を固めただけの荒削りな露店風呂(というより温水プール?)みたいなのが一つきり。ところが今では、日本人が設計して「美川温泉」と名前がついたものや、大きなスイミング・プール。滝巡りのトレッキングコースに、子供連れでも楽しめるアスレチックもある。


お湯が熱めで、肩まで浸かっているのは
ほとんど日本人だけの美川温泉

認知度もかなり高く、ホーリーウィークの聖土曜日ということもあって、行楽客でごった返していました。宿泊用のコテージは予約でいっぱいだし、駐車スペースもオーバーフローで、かなり離れた場所に路駐するしかないほど。フィリピンでも温泉は人気なんでしょうか?

そこで今回の投稿を書くに当り、フィリピンの温泉リゾートについて調べてみました。すると、思ったよりたくさんあるんですね。有名なところではマニラ首都圏から車で行けるロスバニョス。その他にも、セブ島(リゾート地のマクタンではなくセブ本島)やバギオなど、ざっと調べただけでも20か所ぐらいヒットしました。

ブログに書いておられる日本人は、まるで口を揃えたように「日本ではまったく紹介されていませんが...。」が枕詞。確かに私も移住前は、家内の実家近くのマンブカル以外は全然知りませんでした。よく考えてみれば、島国で火山も多く、日本とよく似たフィリピン。温泉がたくさん湧いているのも不思議ではない。

ひょっとすると、潜在的にはすごく有望な観光資源なのかも知れません。日本の場合、有馬や下呂のような温泉地ではなくても、例えば大阪の市街地のど真ん中でもボーリングすれば天然温泉が湧きます。実際にスーパー銭湯ブームで、あちこちにお風呂屋さんが開業しているぐらい。例えばフィリピンでも、綺麗なビーチの近くに温泉が開発されたら、すごく人気が出るんじゃないかなぁ。

これは素人考えの思いつきなので、現実的にはそんな簡単なことでもないのでしょう。それでも今ある温泉地を、もっと高級リゾート化して日本に売り込んだら、かなりの集客が見込めそうな気がします。2年前の投稿でもマンブカルは、宿泊施設やレストランがショボくて勿体無いと書いたところ、複数のレストランが開業して、ずいぶん改善されてました。やっぱりフィリピン人でも、同じことを考えるんですね。


さて今回は日帰りだったので、コテージが良くなったかどうかは分かりませんが、風呂に浸かってマッサージしてもらって、食事にプール遊び。丸1日家族で過ごすには、本当にいいところでした。唯一残念なのは、露天風呂では水着着用だったことと、脱衣所がなくてトイレで着替えないといけなかったこと。もう一息だぞ、マンブカル。

ということで、3泊4日の観光にお付合い頂いたFさん家族を伴って、夕刻マンブカルからシライの自宅に無事帰還。超充実の4日間でさすがに疲れました。少し休息して、夜の便でマニラへお帰りになるご家族のお見送り。また来てくださいね〜。


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