2020年1月27日月曜日

二泊の料金で生活費一週間分


この週末も、日本からのお客さまをお迎えしたゲストハウス。1泊2,000ペソ(約4,300円)で2泊いただき、夕食2回、朝食1回を付けて合計5,000ペソ(約1万円ちょっと)。この料金が安いのか高いのか、ネグロス島シライでの相場を知らない人には全然分からないでしょうね。

シライで思いっきり安く泊まろうと思えば、ペンションハウスと呼ばれる宿泊施設があります。例えばシライ市内の目抜き通りにある、ウィンベル・ペンションハウスだと、1泊600(約1,300円)ペソから、高くても1,500ペソ(約3,200円)。割と清潔だし、それほど狭いわけでもないけど、やっぱり値段相応のサービス。学生さんがお金を節約するために泊まる感じ。

一応ホテルと言えるクオリティで市内唯一なのが、私の住む宅地から歩いていける距離のリッチモンドホテル。開業して10年ぐらいしか経ってないので、まだまだ建物も新しい。こちらは、一番安い部屋が、ちょうどウィンベルの高い部屋と同額の1,500ペソ。きれいだけど、ちょっと狭い感じ。スイートで2,200ペソ(約4,700円)となります。

もう一つの選択肢が、スペイン統治時代の富豪宅を利用した宿泊施設で、最近営業を始めたジャーマン・ウンソン・ヘリテージ・ハウス。ペンションほど安っぽくないし、リッチモンドよりはるかに広々。趣もあるし、朝食も付いている。お値段は1,800〜2,300ペソ。(約3,900円〜4,900円)

というような、シライ市の宿泊事情。もちろん大都市の州都バコロドなら、1泊4,000ペソ(約8,600円)もするような、高級ホテルはいくらでもあります。

そんな状況で設定したのが、1泊2,000ペソという金額。ベッドルームは2つあって、日本人でも普通に快適な湯船付きの浴室。リビング・ダイニングがあって自炊もできる。ただし、ゲストが二組の場合は、寝室以外は共用。この内容でバコロドに住む、家内の叔母に聞いてみたら、すっごく安いと言われました。

実際に泊まっていただいた、先日のマニラからの日本人とフィリピン人の奥さん、その親戚も「本当にこの値段でいいの?」と心配されるぐらい。つまり、フィリピン人の感覚でもコストパフォーマンスはきわめて良好。

もちろん投資額から考えてこの価格では、回収するまで軽く10年はかかりそうですが、元々、いずれ日本に住む両親を引き取ることに備えた家。さらに将来的には、子供が世帯を持った時にも使えると考えています。別に儲けが出なくても、お金に困るわけではありません。

ちなみに、今回いただいた5,000ペソ。これだけあれば、私たち家族3人の一週間分の生活費に相当します。一ヶ月に、のべ10泊していただければ、それだけで暮らしていけますね。

ということで、今日はシライでの宿泊費用について語るつもりが、ゲストハウスの宣伝みたいになってしまいました。


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