2021年1月24日日曜日

梅雨明けネグロス?

 昨年のクリスマスの頃から、ネグロス島を含むビサヤ諸島やミンダナオ上空に停滞していた前線。大晦日から元日にかけてとその一週間後の二度、ネグロス島北部に十年に一度あるかどうかという大洪水をもたらしました。このブログでも年頭から何度も投稿した通り。

その後も雨模様の天候が続いて、1月も第4週になろうかというのに、終日雨が降らなかったのは、ほんの数えるほど。さすがに、3回目の洪水にはならなかったものの、少し心配になるぐらいの土砂降りは何度かあったし、朝、激しい雨音で目が覚めるのは、実に嫌ぁな気分。

基本的に寒さのないフィリピンでは、貧困層の子供が夢見る将来というのが、大雨が降っても、雨漏りや浸水がしない家に住むことなんだとか。もう8年も住んでいると、その話があまりに切実に分かってしまって、少々辛い。

例年、1月頃の西ネグロスでは、数日から一週間程度の長雨はあっても、ここまでしつこいのは、少なくとも私の移住生活では初めて。

そんな鬱陶しい雨雲がようやく去って、ここ西ネグロスのシライ市内に、まるで日本の梅雨明けのように、熱帯の日差しと青空が戻ってきたのが、一昨日(1月22日)の金曜日頃から。やっぱり朝は、鳥のさえずりと柔らかな朝日が一番です。


そして、変化が極端なのが熱帯の天候。当然のように、晴れたらいきなりの三十度越え。数日前までエアコンどころか、就寝時に扇風機付けるだけで風邪ひきそうな気温だったのが、日曜日の今日は、冷房なしだとブログ執筆に集中できないほどの暑さ。

さて、その暑さと歩調を合わせるように、私のイロンゴ語(西ネグロスの方言)の家庭教師、アン・デ・ジャン嬢が、昨日、戻って来ました。年末最後の授業がクリスマス前だったので、かれこれ1ヶ月振り。

本当なら1月9日が2021年最初のレッスンの筈が、洪水でキャンセル。翌週の16日は、今度がアンの本職、高校の英語教師の仕事が忙しすぎて、またもやスキップ。

真面目に宿題だけは終わらせて、ずっとアンを待っていたものの、やっぱりレッスンがないと、イロンゴ語を喋ろうという気分にならない。家内は普通に関西訛りの日本語を喋るし、息子は小一まで日本育ち。

その上、またもやメイドのライラおばさんが、今度は膝が痛いと、一週間の欠勤。これでは言語習得のモチベーシュンが上がるわけもない。

というわけで、ただでさえ貧弱な私のイロンゴ・ボキャブラリーは、さらに痩せ細り、久し振りにアンを目の前にしても、立て板に水ならぬ、横板にとトリモチ状態で、言葉が出てきません。やっぱり継続って大事なんですね。

そのリハビリ的レッスンでの話題は、やっぱり洪水の事。幸いアンが年末年始を過ごした、カディス市(シライから車で2時間ぐらいの場所)の実家は、被害を受けることはなかったけれど、シライに借りてる部屋は水浸し。しばらくは着るものに困ったそうです。

さらに、常々私が思っている、なぜシライの川には堤防がないのかという疑問をぶつけてみました。

Pamatyag ko damo nga baha halin sang una. Nga-a wala embankment sa mga suba sa Silay?

昔から、洪水が多いと思うけど、どうしてシライの河川には、堤防がないのですか?

堤防は英語で「エンバンクメント(Enbankment)」。どうやら、この言葉に対応するイロンゴ語がないらしい。というか、そもそもアンは、エンバンクメントの概念すら知らない様子。仕方がないので、日本の河川の写真を見せたり、断面図を描いて説明したり。

そりゃ堤防が何かも知らないんだから、なぜ無いのかと訊いても分かるわけがない。

ちなみに、後で家内に教えてもらったのが「パンパン(Pangpang)」。タガログからの借用語のようです。


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