2021年1月3日日曜日

同世代のひとびと

 局地的な大雨による洪水、その影響での停電で始まった、今年2021年。来年私は、とうとう60歳の還暦を迎えます。

きっちり老眼はきて、すっかり食べる量も減りました。昔は一人で残り物を全部食べて「生ゴミ箱」と言われたほどだったのに。休みの日には昼まで寝ちゃうという芸当もできなくなったし。それでも、若い頃に想像していた60歳前後とは、ずいぶん様子が違うものです。

まず、髪の毛。まぁ、これは個人差が大きいので一概には言えないものの、私の場合、ほとんどボリュームに変化がなく、生え際も後退したように見えません。白髪もよ〜く見たらチラホラあるかなぁというぐらい。

体力の点では、毎日30分程度のサイクリングと、ストレッチとダンベルを使った筋トレの、有酸素+無酸素運動の組み合わせのお陰で、特に弱った感じもない。むしろ、日本でサラリーマンをやってた頃より調子がいい。ストレスがないので、40代にお世話になった睡眠導入剤も不要。

その上、女性への興味は、肉体的に精神的にも、ちっとも衰えません。この歳になったら、少しは「枯れてくる」のかと思ってたのに。なので、飽きもせず「美女図鑑」と称して、セクシーな女の子のイラスト描いていたり。同様に、「丸くなる」とは程遠い心境で、相変わらず、つまらない事に腹を立ててます。

なるほど。最近の日本では「老害」などと言われ、60歳前後のオっさんたちが、暴力的なクレーマーになったりするのは、必要以上に元気だからなんでしょう。ネトウヨ化して、ネットで暴言を撒き散らしているのも、私の世代が多いらしい。日頃、よっぽどストレスを溜め込んでるでしょうねぇ。

その反面、私と同じ1962年 / 昭和37年と、その周辺生まれの人たちには、尊敬すべき方々も多い。今日は、そんな同世代のひとびとについて書いてみます。

最初から畏れ多いことながら、一昨年に即位された今上陛下が、1960年のお生まれで私とほぼ同世代。歴代の天皇の中で、奈良時代の光仁天皇の60歳に続く、第2位の高齢での即位なんだそうです。この歳から、こんな重責を担われるとは、想像するだけで眠れなくなりそう。ちなみに皇后陛下のご生年は1963年です。

私と同年生まれで、誕生日も1ヶ月しか違わないのが、9年前にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥博士。この方、生まれが東大阪。同じ学年で、しかも近くにこんな優秀な子がいたなんて、もうそれだけで親近感。

同郷ならば、尼崎出身のダウンタウン、松本・浜田のコンビ。二人とも1963年生まれ。私は阪急塚口でしたが、彼らは国鉄尼崎(現在のJR尼崎)が最寄り。自転車ででも行ける距離でした。今ではすっかり「お笑いの大御所」みたいな扱いで、松本さんは、世界的な映画監督にして、バラエティ番組「探偵ナイトスクープ」の局長になっちゃいました。

お笑いでは、とんねるずの石橋貴明さん(1961年)と木梨憲武さん(1962年)も同世代。

政治家で私と同級生(1963年の早生まれ)なのが、現行政改革担当大臣の河野太郎さん。英語が堪能な総理大臣は過去にもいたものの、IT関連企業出身で、インターネットのことをちゃんと分かって使いこなしている国務大臣って、河野さん以外に誰かいましたっけ?

まだ政治の世界では若造なのかも知れないけれど、特定の人物に、本気で総理大臣になってもらいたいと思ったのは、河野太郎さんが初めて。ハンコに関する改革で、一躍、時の人。それ以前に外相や防衛相を歴任。

コロナ禍にあっては、「クラスター」「オーバーシュート」「ロックダウン」などの耳慣れないカタカナを使わずに、日本語での表現提言したり。つまり、普通の人の感覚を持っていて、それを政治家としてエラくなってからも、ちゃんと発信しているのがすごい。

それ以外だと、最近、テレビに出たりしている(らしい)、脳科学者の茂木健一郎さんに、漫画家で、ツィッター発「夜廻り猫」の作者、深谷かほるさん。深谷さんは、ツィッターでフォローしてます。

そう言えば、80年代のアイドルで、今でも現役バリバリの松田聖子さんも。アルバム買ったなぁ。何の接点もありませんが、俳優のトム・クルーズさんと、ジョディ・フォスターさんも、1962年生まれなんだそうです。へぇ〜。

ということで、調べればまだまだいくらでもいる同世代の有名人ですが、今日は特に私が敬意や関心を持っている方々を上げてみました。



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