今日の日曜日はイースター。クリスマスと並んで、というよりそれ以上にカトリック信徒には大事な復活祭。カトリックの人口が9割を越えるフィリピンでは、一大イベントです。
イースターに先立つ一週間は「ホーリー・ウィーク(聖週間)」とされ、特にキリストが磔刑にされた聖金曜日以降、仕事も休んで食事も控え目にすることが奨励されます。我が家でも金・土は肉断ちで、魚と野菜ばかりでした。
聖週間限定、市内に置かれた13カ所の十字架の飾り付け
日本では盆暮れの休みと言いますが、暮れはクリスマスとするとイースターはお盆みたいな感じでしょうか? ちょうど4月・5月が一番暑くて、学校はこの二ヶ月間が夏休み。その最中なので感覚的には何となくそんな気がします。本当は先祖の魂が家族の元に帰るとされるのは11月1日の万聖節なので、意味から言うとそっちがお盆かも知れません。
今日は朝から親戚が来て、揃って姪っ子の誕生パーティ。イースターに生まれたわけではなく、今年は聖週間に誕生日が重なったので、日曜日にずらしたそうです。さすがにイエスの十字架での死を悼む時期に「おめでと〜」と言ってご馳走を食べるわけにはいかないので、3〜4月生まれの人はイースターにパーティすることが多いらしい。
因みにイースターはクリスマスや万聖節と違い、何月何日と固定ではなく「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という決め方なので、そうなるかどうかは年によって違います。
パーティの後、家族で夕方から教会でのミサに出かけました。街の規模からすると、ずいぶん大きなカテドラルですが、全員が信徒なので朝から晩まで1時間おきにやっても、人が溢れるほど。こうして移住後初めてのイースターは終わりました。
明日からは、現場再開です。
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