2014年4月15日火曜日

雨乞い効果

今年に入ってどうも天候が変です。
1月はほぼずっと雨。それが止んだと思ったら、2月・3月は、ほとんどまとまった雨が降らない旱魃。三週間ほど前に、屋根瓦取付けの手抜き工事を発覚させた、一晩の豪雨の後、フィリピンの真夏到来で、先週あたりからは、乾燥して30度以上の天気が続いてました。今度は一転、聖週間に入った一昨日の日曜日から、断続的な大雨。



移住後ようやく一年で、いつもと違うかどうか断言できる立場ではないのですが、家内によるとこれは異常。1〜3月の天候も変だし、本来真夏の4月にこんな降り方するのも変。

天気予報によると、低気圧がフィリピン中部に居座っているのが大雨の原因で、去年台風の大被害を受けた地域を含む東ビサヤ地方に、洪水と地滑りへの警戒警報が出ました。これはこの土曜日まで続くとのこと。

現場では、天井板取付けや壁の塗装準備、浴室のタイル貼りなど内装工事がメインなので、工期に影響するほどではないのですが、大工さんも何かと作業がやりにくそう。昨日は前回発覚した箇所とは別のところで雨漏りが見つかりました。ちょうど軒先で、降っている最中でないと分からない箇所なので、前回は見つからなかったようです。
しかし、軒天井の仕上作業がたまたま材料遅配で滞っていたのが幸いして、まだ修理が間に合う状況でした。

と、それほど深刻な状況ではないとは言え、これだけ土砂降りが続くと滅入ります。暑くて埃っぽい時は、一雨降ればと思っていたのに、我ながら勝手ですね。

昨日の地元新聞の記事に、この豪雨は雨乞いのせいか?という、甚だ不謹慎な記事が載ってました。先週までの日照りで、農家が雨乞いの祈りしたところ、この雨になったとか。何も地滑りが起こるほど、降ってほしかったわけでもないでしょうに。

フィリピンで迎える初めての聖週間がずっと雨とは、さすがに予想外でした。明後日からは現場の大工さんも休みに入り、私は、いろんな宗教行事を見ようと楽しみにしてたんですが、この降り方が続くようではちょっと出歩けません。


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