初めてフィリピンで「SM」と書かれた巨大な看板を見た時は、かなり驚きました。日本だとアブノーマルな意味になってしまいますが、こっちでSMというと国内最大の流通チェーンの名前。ちょうど日本の「イオン」に相当するネーム・バリューと言うと分かりやすいかも知れません。
中国系フィリピン人のヘンリー・シーさんが、1958年(昭和33年)にマニラで始めた「シューマート(靴市場)」を起点に、今やフィリピン国内に35の巨大ショッピングモールを展開する一大財閥。最近ではSMは「スーパー・モール」の略だと言うことになってます。
このSM傘下のスーパーマーケットが、同じSMを略称とするセーブ・モア(Save More)。高級食材や日本などからの輸入食品を扱い、フィリピンに住む身としては「いかりスーパー」か「成城石井」の感じ。このセーブ・モアが昨日ついに我が田舎街のシライ市内にオープンしました。
シライ周辺では、州都のバコロドにスーパー・モールがあり、隣市タリサイにはセーブ・モアがオープン済み。人口から考えると、とっくに大きなスーパーやショッピングモールが出来ていてもおかしくなかった。しかし家内によると、シライの地主連中は土地を貸しても売りたがらない人が多いそうで、まとまった面積の用地買収が難しく、今まで新規の大手スーパーが進出できなかったらしい。
ところが最近の好景気が後押ししたのか、ここ数年で相次いでロペス、プリンスなどのフィリピン国内では最大手のスーパーがシライ市内に出店。満を持して木曜日のセイブ・モア、オープンでした。
さすがに開店当日は、あまりの人出に恐れをなして遠巻きに見ているだけでしたが、金曜の午後からは少し人混みはマシになったので、家内と二人で日曜日のパーティのための買い出しに行ってきました。
長くなりそうなので、続きは明日投稿します。
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