それでも延べ床面積180平米の、日本の庶民感覚からするとかなり大きな家が完成。結局2ロット分は丸々空き地で残り、図らずも300平米の「裏庭」ができました。日本だったら、高級住宅地にこんな広さの土地を遊ばせていたら、固定資産税が大変そうですが、フィリピンではほとんど無税。土地より上物の方が、はるかに資産価値が高いぐらいです。
とは言っても、草茫々のまま放置するわけにもいかなかったので、周囲に竹塀を巡らせて、バンブーハウスを設置したり、芝を植えたりして、一応それなりの体裁にはしました。
家ができて1年半以上が経過した先月のこと。別に台風が来たりしたわけでもないのに、この竹塀がバッタンと倒れてしまいました。実は倒壊は初めてではなく、昨年、本当に強風が吹いた後に一度同じ箇所が倒れて修理したところ。また、同じ大工さんにお願いしたのですが、その大工さんが「もう塀全体が腐ってボロボロですよ」。
そう言えば、このブログやフェイスブックで写真を見た何人かの友達から、竹だと年に一回はメンテナンスが必要と指摘されてましたね。それを考えると、熱帯で雨が多い場所にしては、よく保ったものです。
同じように作り直して、また1年半後に倒れるのも芸のない話。そこで今回は少しだけコンクリートの基礎を追加して、下からの湿気や虫食いを少しでも防げるよう、大工さんに頼みました。図面も何もなしでの口頭指示の割りには、こういう仕事は慣れているようで、数日後にはほぼイメージ通りの竹塀が完成。
ところで、この塀の位置。倒れる前より1メートルほど手前に移動させました。つまり少し裏庭が狭く。塀を最初に作った時、当時の大工さんたちがかなりエエ加減に測量してたので、少々心配でした。今回は基礎を作ることもあり、家内も気にしていて、念のため管理事務所に再測量を依頼したら、案の定の結果だったというわけです。こういう所は、さすがのフィリピンですね。
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