2016年3月28日月曜日

卒業式はアカデミック・ドレス


イースターも終わり3月も終盤。日本では「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」なんて言い方をしたものですが、フィリピンに移住してからも不思議とこの感覚はそのまま。年度末という考え方はしないフィリピンでも、3月で学年が終わるのは日本と同じだからでしょうか?

この時期、フィリピン人のフェイスブック友達が多いと、かなりの頻度で卒業式の写真が投稿されます。日本でも同じと言えばそうなんですが、こちらでは日本の着物のような民族衣装とか、スーツ姿ではなくて「アカデミック・ドレス」。欧米の映画の卒業シーンではよく見る衣装ですね。多分、アメリカの影響なんだろうと思います。

大学生や高校生は、アカデミック・ドレスを着て卒業式に出席するのが、フィリピンのスタイル。そして記念写真大好きの国民性なので、着飾ってお澄まししたアカデミック・ドレスのポートレイトが、フェイスブックにずらりと並ぶのが3月末。


家内の従妹 正統派フィリピン美人のディアン

フォト・スタジオで撮影するんでしょうね。背景のパターンもだいたい決まっているようです。学校によっては、卒業生全員の写真を巨大なビニールシートに印刷して、道に面した壁にデカデカと貼り出したりしてます。

このアカデミック・ドレス、元々は在学中はずっと着る制服だったのが、本家の欧米でも卒業式だけの衣装になってます。当然フィリピンでも事情は同じ。まぁ、こんなに暑苦しい服を、熱帯のフィリピンで始終着るわけもないですね。それにしても一生に一回だけのために新調するとは、もったいない気がします。ひょっとしたらレンタルとかあるのかな?

学年が終わるのは3月でも、フィリピンでは、4・5月の2か月がまるまる夏休みで、新学期は6月の最初から。今年のように3月の半ばに聖週間がかかると、実質2か月半ぐらいの休みになる学校もあります。しかも宿題などなし。私もフィリピンで子供時代を過ごしたかった。


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