2016年3月31日木曜日

テニスの相棒

かれこれ半月ほど前になりますが、家内が日本のNGOの仕事の関係で知り合いになった、シライ市内の高校のレイという先生がいます。年齢は50歳でなかなかの男前のレイ。話をしていると、偶然お互いテニスをしていることが分かり、それが縁で時々一緒にコートへ。

さらにレイの従兄弟つながりで、ババロというオっちゃんともテニスするようになりました。ババロは40歳で独身。一体何の仕事をしているのかよく分かりませんが「いつでもテニスできるよ」とのことなので、この2週間ぐらい、本当にほぼ毎日テニスしてます。

ババロのお父さんが、シライ市郊外にあるサトウキビの精製工場「ハワイアン・フィリピン会社」に勤めていた関係で、工場の敷地内にあるテニス・コートで毎日遊んでいたらしい。小柄で細い手足の外見からは想像できないほどのテニスの腕前。

レイもかなりのレベルですが、年上のレイにテニスを教えたのがババロなんだそうです。多分、若い頃は、暇に飽かせて毎日テニスしてたんでしょうね。強打と言うよりボールのコースと強弱で、実に上手いテニスをします。ところが最近はレイも忙しくて、相手をしてる時間がないので、私がちゃっかりコーチになってもらったような感じ。

私がテニスを始めたのは、もう社会人になってから。それも50歳過ぎの今まで、ずっと続けていたのではなく、数年やってはブランクの繰り返し。初心者に毛の生えた程度の腕でずっと止まってました。実のところ毎日テニスなんていう環境に身を置くのは、生まれて初めて。

やっぱり毎日やると、今までにはない気付きがいっぱいです。さすがに日に何時間も動くほどの体力はないけれど、1時間だけでもシングルスで打ち合いをやれば、結構ボールを芯で捉えられるようになってきます。これは1年も続けられれば、多少はモノになるかも?

ただ難点は、練習場所。実は自宅から自転車で10分ほどの場所に、シライ市営のテニスコートがあります。無料で使えて、ボールボーイも付いてくれる。(ボール・ボーイへのチップは、1時間で50円ほど)。すごく便利なので、文句を言ったら罰が当たりそうですが、土のサーフェイスが荒くて、バウンドが変わりすぎ。


レイが言ってましたが、次の市長選挙でレイのテニス友達の候補者が当選したら、コートを新しくしてくれるんだそうです。ありがたい話だけど、思いっきり公私混同ですね。


酒好きのババロ。二日酔いですっぽかされたことも。



サングラスとハンチング。中島らもさんみたい。


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