2016年9月4日日曜日

いつまで待たせる運転免許更新


バコロドの運転免許更新センター

フィリピンで運転免許を取得して、もう三年以上が経ちます。日本の免許を持っているならば、それを書き換える形にできるので、改めて教習所に通ったり、試験を受ける必要はありません。手続き自体は、隣街のバコロドにある陸運局(Land Transportation Office)に書類を提出するだけなので、意外とシンプルでした。

ところが、待たされること三ヶ月。在マニラの日本大使館に照会して、日本での無犯罪記録を確認するとのこと。しかし、日本を出国する前に、わざわざ警察署に行って、英語で記載された無犯罪証明をもらってきて、ちゃんと提出しているのに、この二度手間は何なのか?

しかも、いざ交付となった時、バコロド陸運局のトップが、賄賂と引き換えでないと渡さないとゴネる。さすがにそこはキレて「大使館に友人がいるから、今すぐ電話をさせろ」とハッタリ効かせて、何とか無駄な出費無しで済ませました。

そんな後味の悪ぅ〜い経緯で手に入れた、フィリピンの運転免許。二年目の誕生日までに更新が必要で、ちょうど一年前の九月の初め頃に、今度はバコロドにあるショッピングモール「ロビンソンズ」の三階にある、運転免許更新センターに行ってきました。

ただの更新なのに、また三ヶ月かかると言われて、ちょっと憮然としながら手数料払って帰宅。新免許交付までの間は、手数料の領収書が免許と同じ効力を発揮するので、不便はないのですが、三ヶ月どころか半年経っても、交付されません。もちろんその間放置していたのではなく、ロビンソンズに行く機会がある度に、催促。しかし「マニラの事務所からの返事待ち」との一点張り。

そして先週、とうとう一年が経過してしまいました。フィリピンのお役所仕事のエエ加減ぶりには慣れっこの私でも、さすがにこれほど放ったらかしにされるとは、思わなかった。実は先月、新大統領ドゥテルテが開設した「ダイヤル8888」(あらゆる国民の不満を受付電話みたいなサービス)に、何度か電話してみましたが、いずれも機械音声対応が流れるだけで、待っても待っても繋がりません。

もうこうなったら、もう一度窓口に押しかけて「大統領に頼んで、責任者を射殺してもらうぞ〜」と脅しをかけてみようかと、半ば本気で考えています。取り敢えず、この週明けに、落とし前つけに行ってみますね。


運転免許のカバー
今は領収書しか入ってません


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