2019年9月20日金曜日

タイル1ダースが全滅

さて、今週初めから、最後のタイル張り作業が始まった、裏庭に建設中のゲストハウス。屋内の床や浴室の壁など、主だった場所は、先月には終わっています。残っているのは、駐車スペースと、建物の周囲を1メートル幅でぐるっと囲んだ通路部分。1枚のサイズが40センチ角のタイルを、560枚敷き詰めます。



フィリピンの一般住宅の場合、床材はタイルが標準仕様。中にはコンクリート打ちっ放しでお終い、あるいは土間のままなんて言う安普請もありますが、それはよほど経済的に余裕のない世帯。

逆に富裕層なら、最近の日本の住宅のように、フローリングやウッド・デッキを用いるケースもあるようです。値段は高いけど、建材店には売ってますから。ただフィリピンでは、湿気やシロアリ対策を相当厳重にしないといけないでしょうね。極貧でも大金持ちでもない私は、当然のように、内も外も総タイル張り。

ところで、6年前に母屋を建てた時には、タイルを張り終わってもずいぶん余りが出ました。これは現場監督を任せた、日本人の実父の仕業。一体どんな数え方してたのかと言うぐらい。もったいないので、タイルを細かく砕いて敷く、こちらでは「クレイジーカット」と呼ばれる手法を、庭のあちこちに使い、残りタイルを処理。


今回は全部自分で管理したら、誤差は数枚。やっぱり自分の懐から金が出て行くと思うと、その辺りはシビアになります。それほど注意深くても、避けられないのが不良品。100枚も買えば、数枚は割れているのが当たり前。もちろん泣き寝入りではなく、レシートを添えて、購入した店に持っていけば、新品と交換してくれます。母屋の時も、何回かありました。

ゲストハウスでは、私の目の届く限り破損はなく、最近は商品管理がマシになったのかと思ってたら、やっぱりやってくれましたね、シティ・ハードウェアさん。

何十枚、何百枚の大量購入では、ダンボール箱で配達されるタイル。20センチ各程度の小さなものなら25枚入り、40センチや60センチだと一箱12個の1ダース。この1ダースが丸ごと全部、割れてました。


それも、粉々に近いような状況。生産地から小売店までの間、あるいは購入後の配達途中で、よほどの高所から落としたのか? 開けて見ないと分からないし、50箱近くも一度に納品なので、とても全部開封しての確認はしてられません。

また、ウチの大工さんたち、店に持って行くのは分かってるんだから、箱のまま保管してくれたらいいのに、全部出してバラバラに放置。仕方がないので、施主自らがパズルのような作業で再梱包。小一時間も中腰姿勢だったので、翌日は腰から背中にかけて筋肉痛。

それにしても、40センチのタイル12枚って、ずっしり重い。持って行くのも大変だし、また同じ重さの新品を持って帰ると思うと、どよよ〜んな気分。

ということで、慌てて交換して、またタイル破損が発覚したら二度手間、三度手間になりかねないし、少し足りないことも有り得ます。ここは焦らず、もう少し事態を静観することにしましょう。


9/11〜9/14の出費

屋根敷設作業費用(残金支払い):17,500ペソ
セメントなど:19,325ペソ
配線材料:2,484ペソ
土砂、コンクリートブロック:5,250ペソ
カーテンポール留め具:2,100ペソ
配管材料:8,306ペソ
非常灯など:2,976ペソ

計:57,941ペソ

本日までの合計:1,825,185ペソ


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