2020年9月15日火曜日

隣人が陽性で二週間の隔離

 

昨日(9月14日)の月曜日、二週間ぶりにメイドのライラが出勤しました。

最初の一週間は、ライラの住むギンハララン・バランガイで、コロナ陽性患者が出たため、周辺地区がまとめて隔離となってしまったから。私は、それが終われば、週明けからは出てこれると思ってました。ライラも同様で、月曜から働きますと、家内にメッセージが。

ところが、待てど暮らせど、ライラは来ないし連絡もない。隔離対象ではないものの、同じバランガイに住む、私のイロンゴ語の先生アンによると、死者も出たそうで、どうやらこれは、相当ヤバいことになっているらしい。

そしてさらに一週間が経過して、ようやく顔を見せたライラ。ずいぶんと怒って興奮気味。ライラの家の近くにあるギンハラランの市場で、オーナーが陽性になったのが隔離の発端とは聞いてましたが、亡くなったのはその市場オーナーさん。

オーナー家族の運転手にも感染し、さらには、ライラの隣家でも陽性患者を確認。最新のルールでは、このような場合、患者が住んでいる家だけでなく、両隣に向かいと裏の家が、全部隔離になってしまう。ライラと彼女の家族は、その煽りを受けてしまったというわけです。

ツラいことに、シライ市の予算も尽きて、隔離世帯への食糧供給だけは行っても、休業補償や支援金の支給はないとのこと。いよいよ追い詰められてきた感じ。

ただライラが怒っていたのは、それが理由ではなく、市場オーナーとは別に、ギンハラランで亡くなった人の死因を、町医者がコロナだと診断。ところが翌日には、間違いだったと前言を翻したこと。

それでなくても、ライラのご近所さんたちは、ほとんどパニック状態だったところへ、火に油を注ぐ格好になって、この町医者へ怒りが爆発。裁判沙汰にすると息巻いてます。

私はその場にいたわけではないので、どういう状況だったのか分かりませんが、医療従事者を信用できなくなるのは、とても危険な兆候。医者の診断ひとつで仕事を失い、自分だけでなく子沢山の大家族の食い扶持が、ぶっ飛んでしまうフィリピンの現実。これを考えると、訴訟どころか、医師への暴力にも発展しかねない。

そうなると、診断や治療拒否の、最悪の自体になってしまいます。実際に、家内の従弟で看護師の職に従事しているラルフ君は、いろんなリスクが高まっている割に給料が安すぎると、離職を考えている様子。

それにしても、ライラの住むギンハラランを始めとして、今回、陽性患者が確認されている、マンブラック、イーロペス、バラリンなどのバランガイは、どこも貧困層が多く住む地域。狭い場所にたくさんの人が、袖を擦り合うように暮らしてる。

最初の検疫から半年以上が経過して、自体は収束の兆しどころか、感染爆発に歯止めがかからなくなってきています。



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