2018年8月26日日曜日
最強晴れ女 姪っ子M
日本の夏休みを利用してフィリピンに初渡航した、日本人旅行者のよくある勘違い。平日に子供たちが学校に行っているのを見て、フィリピンには夏休みがないと思ってしまう。「いやぁ〜、フィリピンは年中夏みたいなもんだから、子供の夏休みなんて無いんですよ〜。」とでも言ったら、信じてしまいそう。
もちろんそんは訳はなくて、はっきりした四季はないフィリピンでも、4〜5月には気温が上がって、日本より長めの夏休み。しかもそれが学年の区切りで、休み明けの6月が新学期。フィリピンのことを知っている人ならば、言うまでもないでしょう。
7〜8月ではなく、4〜5月に暑さの最盛期を迎えるのは、東南アジアだけでなく、インドやパキスタンなどの南アジア(モンスーンの影響を強く受ける)地域に共通なんだそうです。
そして8月というと、フィリピンでは雨季。最近の日本では、夏の暑さ尋常ではないので、お盆休み前後だと、日比の気温が完全に逆転して、もうフィリピンが避暑地状態。昔はインドでは、熱波で毎年死者が出るなんてニュースを聞いて、世界には過酷な自然があるもんだと、他人事だったのが、今では日本での熱中症による死者が、年によっては、1000人(2015年は1077人)を超える状況。
旅行先が涼しいのはいいけれど、今年のフィリピンは、マニラ首都圏を中心に例年になく激しい雨の降り方。少し前にも投稿したように、各地で洪水被害が出て、8月16日には、豪雨の中、ニノイ・アキノ国際空港で厦門航空機が着陸に失敗。怪我人は出なかったものの、36時間に渡り滑走路を閉鎖することになりました。多くのフライト・キャンセルや遅れが出て、影響を受けた日本人観光客の方も多かったでしょう。
ところが、ここネグロス島シライの8月。降ることは降っているものの、マニラに比べると全然大したことがありません。第1週に日本から我が家にお越しいただいた、マダムMとそのご子息も、当初は天気を心配していたのに、結局ほとんど傘も使わず。
そして先週に、短期英語留学で姪っ子が到着して丸一週間、驚くことに一滴の雨も降らない。姪っ子M(偶然同じイニシャル)は、マダムMを凌駕する最強晴れ女のようです。
一昨年のフェイスブックの投稿を見ると、隣街の州都バコロドで洪水が発生して、たまたま一時入院中だった娘を見舞った義弟が、帰宅できずに病院で一泊したなんてことが書いてある。降って当然の季節なんですけどねぇ。
もちろんずっとカンカン照りではなく、連日雲は多め。周囲には時々入道雲も見えるので、シライ市の我が家の周辺だけが降ってない様子。ネグロス全体で少雨ということでもなさそう。
そんな長すぎる雨季の中休み。姪っ子は、屋外でテニスを楽しんだり、早朝にちょっと長めの散策をしたり。今日は「英雄の日」の休日なので、近場のビーチリゾートで、英語学校の友達とバーベキューをして来ると出かけていきました。
さて、姪っ子Mの晴れ女効果。いつまで続くでしょうか。
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