2018年8月1日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 愛しのフィリピナ花嫁

早いもので、もう八月になってしまいました。日本では相変わらずの酷暑が続く、夏真っ盛り。子供の休みやお盆ということもあり、今月は炎熱の日本を脱出して、ネグロスの我が家へ行こうというお客さんも、何組か予定が入っております。

日本では来月(2018/9月)、映画が公開される「愛しのアイリーン」。フィリピナ中毒になっている日本人の間では、わりと有名なコミックが原作。最近まで知らなかったけれど、ちょうど私がフィリピンに初渡航した1995年に、ビッグコミックスピリッツに連載され、全6巻の単行本にもなりました。

作者の新井英樹さんが、国際結婚相談所のフィリピン見合いツアーに参加して取材したという、農村に嫁いだフィリピン女性、アイリーンを主人公にした物語。これだけだと、コミカルな人情劇かなと思ったら、ストーリーはなかなかハードな展開。

映画でアイリーンを演じるフィリピン女優のナッツ・シトイさんは、大人の美貌の持ち主ながら、原作のアイリーンは何ともワイルドな風貌。と、まるで何度も繰り返し読んだようなことを書いてますが、実は未読なんですよ、

ただ、2011年に発刊された全2巻の復刻版。その上巻の表紙が、花嫁姿で豪快に微笑むアイリーン。これが何とも強烈な印象で、ウェディングドレスのフィリピン美女を描いてみたいと思ったのでした。

ということで今日のお題は、映画化記念も兼ねて、愛しのアイリーンの表紙から、着想だけを頂戴した「愛しのフィリピナ花嫁」。ミス・ユニバースに出てくるような、ピカピカの美人ではなく、少し童顔で可愛らしいという「いかにも」な設定で描いてみました。女性読者の方からは、ロリコンの誹りを受けそうです。

とは言え、お得意のセクシー路線じゃなくて、(できるだけ)オッさん視点を外し、女性が見てもいいなと思ってもらえるよう、なけなしのイマジネーションを総動員して、南国の花嫁にトライしました。


それにしても、ウェディングドレスって、本気で描いたらこんなに大変だったんですね。前回の「白鳥のジュン」から3週間近くもかかってしまいました。


過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

2017年

2018年


0 件のコメント:

コメントを投稿