引越してもう一ヶ月以上経って、今朝始めて窓ガラスの掃除。
工事が終わらないと、タイル切ったり、壁にドリルで穴開けたりしてたので、せっかく掃除しても、またすぐホコリだらけになるかと待っていたのです。何せ明るくしたいという思いから、やたら窓を増やしたので、朝から大汗かいての大騒動でした。
それにしても汚れてましたね〜。
ずっと気になってましたが、窓の取り付けした時の指紋..というか思いっきり手形の跡が残ってるし、ガラスの製造元のロゴがうっすら印刷されたのまで。これって、サッシ組んだ時から、一回も拭いてないということ。それどころか、窓枠に貼ってある汚れ防止のマスキングテープまでそのまんま。
こういう感覚は、窓屋さんに限らず大工さんも電気屋さんもみんな同じみたいです。既製品の扉とか便器とか、値札はったままで剥がしてくれない。完成しても掃除しない。掃除するように言うとしてくれますが、ものすごくザツ。
ウチに来てた人たちだけが特別なわけではなく、どこの工事でも似たり寄ったりみたいですね。建築工事だけでなく、一事が万事この調子。
最近、サッカーのワールドカップで、日本のサポーターが試合後にゴミ拾いをしたことが大きなニュースになっていますが、ニュースになるということは、世界的に見てこの行為はとても珍しいということでしょう。日本の街が清潔だと言われるのも同じ。
これはフィリピンに限ったことではありませんが、大抵の街は日本人の感覚からするとゴミだらけ。それが当たり前すぎて、どうも汚いと感じないようです。たとえそう感じても、自分で掃除しようとは思わない。こうなると、日本人がちょっと特別だと思わざるを得ません。
今日は窓拭きだけでなく、庭中のゴミ拾いをしましたが、建材のパッケージのプラスティックとか大工さんが捨てたタバコの吸い殻などが大量に集まりました。自分の現場をここまで汚して、キチンと掃除をしないというのは、ちょっと信じられませんが、悪気があるのではなく、そういうものなんでしょうね。
現にフィリピン人の家内は、それに対してまったく無反応。きれいにしたければ、メイドさんにしてもらったら?と言いたげでした。
気にならなければ気付かないし、気付かなければ掃除のしようもない。やっぱり自分で黙ってやった方が、精神衛生上よろしいようです。
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