一番最初のプランでは、全部使って相当大きな家にするつもりでした。土地購入時は、義母も健在で義両親同居も考慮。しかし、その義母が60歳そこそこの若さでガンで亡くなり、結局住むのは私たち親子3人だけ。また、最近のフィリピンの好景気で、人件費や建材の価格が上がったこともあって、建築規模を縮小して費用を押さえ、ついでに土地の半分は、もしもの時に売却できるように残すことにしました。
図面の第一稿をこっちの建築技師に見せた時は、最低でも500万ペソ(約1200万円)はかかると言われたのが、計画縮小のお陰で結局300万ペソ余りで済みました。しかも建ててみると、それでも3人には十分過ぎる広さ。余裕で車二台入るガレージも作って、住み込みのメイドさんがいても、夜は子供が少し怖がるぐらいです。
さて、残りの300平米の土地。
工事中からいろいろ考えていましたが、放置しておくのも物騒なので、取合えず竹のフェンスで囲んで、同じく竹製の回廊を作ったり、ニッパハウスを建てたり。家内と相談もして、隣街の造園業者に行ってみました。
最初は庭に植える草木を購入して、自分で植えようと思っていましたが、何せ広い。実際に業者に聞いてみると、ガーデン・デザインもするそうです。私はガーデナーと呼んでましたが、貰った名刺にはランドスケーパーとありました。庭師ではなく、造園技術者と言うところでしょうか。
隣市タリサイに事務所を構えるランドスケーパー
早速週明けの月曜日には契約書交わして、またまた工事が始まります。
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