2015年4月1日水曜日

さよならブランドー



我が家の裏庭で飼われている鶏たち。雄鶏ブランドー、雌鶏ポチョラとクーカイ。その子供はもう雛ではなく成鳥になった雄1羽に雌2羽。ペットではなく卵や鶏肉用に飼い始めたものなのに、子育ても終わっても雌鶏たちは全然卵を産みません。そろそろポチョラ食べよか?と家内が言い始めました。名前付けてしまったので、食用にするとなると変な罪悪感が湧いてきます。

それを敏感に感じ取ったのか、まるで生き残りを賭けたように2羽の雌鶏が交代で卵を生むようになりました。すごい生存本能ですね。餌は市販のトウモロコシベースのものばかりやっているので、卵の黄身はほんとのまっ黄っ黄。黄身というぐらいだから黄色いのは当たり前なんですが、卵というより黄色の絵の具みたいな色。

まぁ色はちょっと変わっていても、料理に使ったら普通の卵なので、ポチョラとクーカイはしばらく延命することになりました。すると今度は雄鶏ブランドーに異変が。脚を引きずるような変な歩き方してるなと思ったら、とうとうへたり込んで歩けなくなってしまいました。う〜ん、可哀想だけどこれが食べどきか...。

時々庭の草刈りなどをやってもらっている、便利屋のダリ(以前ウチでメイドやってたカトリーナのお父さん)に頼んでシメてもらいました。ついさっきまで生きていたのに、あっというまに「鶏肉」になってしまったブランドー。



さて食べ方なのですが、以前にも飼っていた雄鶏をツブしたことがあって、その時は、とても固くてあまり美味しいものではありませんでした。そこで今回は鍋でグツグツ煮込んでスープを取ることに。1時間ほども煮て、他の調味料を加えるといい感じのスープが。
白菜、人参、ネギと最後にゆで卵を入れて、ネイティブチキンラーメンの出来上がり。食事の前のお祈りに「ブランドー、ありがとう」と唱えて、家族で美味しくいただきました。




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