2019年7月31日水曜日

天井張りは、セメントボード


もう7月も終わり、明日から8月という今日。日本では例年の如く猛暑が到来しているようです。この時期になると、日本とフィリピンは完全に気候が逆転。どっちが熱帯なんだか分からなくなる。

8月というと、北半球の大抵の国では真夏。バカンスシーズンで学校は夏休み。特に日本の場合、お盆やら終戦記念日やら、何かと行事が立て続けで、後々記憶に残ることが多い月。ところがモンスーンの影響を強く受ける、南〜東南アジアに含まれるフィリピンでは、一番暑いのは4〜5月で、そこがサマーバケーション。

8月は雨天・曇天が多く気温もそんなに上がらない。もちろん子供たちも普通に通学。特別なことは何もありません。

さて、4月から始まった、裏庭でのゲストハウス建設。当初、大工の棟梁リトが適当に見積もった4ヶ月の日程。そろそろ終わりのはずですが、やっぱり無理だったようです。とは言え、途中で私たちの一時帰国の中断とか、ホーリーウィークの休暇もあったので、それほど見当違いでもない。

気が付いたら、作業は内装に移り、壁のモルタルは概ね終わり、先々週辺りから、塗装に備えて、漆喰のような白い下地塗り。並行して、天井張りが進行中。

天井はどう張るかというと、まず角材を、天井高さの壁にぐるりとコンクリート釘で打ち付け、それを取っ掛かりにして、格子状に組み上げていきます。それができたら、シロアリ防止用剤を塗布。


そのタイミングで、角材の上に電気の配線。この数日は、照明は、どのスイッチでオンオフするとかの細かい指示をしました。


天井裏配線が完了した部屋から、いよいよ天井板の張り付け。この素材、最初は石膏ボードかと思ってら、セメントボード。こちらでは、ハーディスレックス(Hardiflex)の商品名で呼ばれています。石膏の代わりにセメントを使い、似たような製法で作ったものらしい。石膏ボードと同じく、軽くて加工しやすく、耐火性に優れている。




また湿気にも強いので、屋内の天井だけでなく軒天井にも使用可。母屋の方で、ちょうど去年の今頃に、台所の屋根を増設した際に使いました。1年経っても、まったく腐食もカビもなし。

ただ、いい加減な業者に任せると、セメントボードではなく、安いベニヤ板を白く塗ってごまかしたりすることもある。これをやられると、虫食いや湿気の影響で、あっという間に表面が波打ったり、剥がれたり。

ということで、ここまで来ると、数日置きぐらいに、素人目にも分かる変化点がたくさん。日に日に家らしくなってきます。来週からは、屋内のペンキ塗りが始まる段取りとなりました。


扉のヒンジやノブなども購入です。


7/22〜7/31の出費

天井下地用角材:3,755ペソ
セメントボード(30枚)、その他天井関係材料:11,970ペソ
防虫剤、コンクリート釘、その他:1,849ペソ
扉ヒンジ、ノブ等:4,984ペソ
大工さん給料:13,650ペソ(7/22〜27)
溶接工給料:500ペソ
溶接機レンタル料:450ペソ
配線料:2,000ペソ

計:39,158ペソ

本日までの合計:1,074,967ペソ


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