カラースティールに発注して、もう10日経った屋根材。1週間で材料が届く筈が、予想通りの日程遅れ。もうフィリピンでは当たり前過ぎて、いまさら腹も立たないけれど、出来ない約束だったら、しなけりゃいいのにねぇ。
現場では7月に入った辺りから、離れ浴室を除き、床コンクリートはすべて終わり、一部まだだった押入れ壁のブロック積みも完了。現在は、屋内壁のモルタル仕上げ中。これが終われば、タイル貼り、塗装、天井板の取り付けとなるわけですが、屋根ができて雨が凌げるようにならないと、次に進めません。
とは言うものの、離れの浴室に置くつもりのバスタブ。排水管の位置決めには現物が必須。仕方なく一昨日の日曜日、先行購入しました。
場所は2年前に、隣街のタリサイ市内に開店した、ホームデポ「ウィルコム」(Wilcom Depo)。フィリピン全土に約60店舗を展開する、大手建材店です。
しかも日本人にとってのお風呂は、少々無理をしてでも快適にしたいところ。フィリピン人の家内とは、どうしても意見が合わないのも仕方ない。探せば1万ペソ(約2万2千円)ぐらいの、長さ1.5メートルほどの安い製品はあっても、やっぱり湯船にはゆったり浸かりたい。
私にしては、かなりの長考をして決めたのは、サイズが1.8メートルのコーラー製(KOHLER アメリカ資本のキッチン・バス製品を製造・販売するグローバル企業)バスタブ。お値段3万1千ペソ也。
品物は良いのに、ウィルコムはセールススタッフが頼りない。在庫を確認するだけですいぶん待たされるし、支払いや配送の段取りなど、やたらたくさん人が出てきて、言うことが二転三転。結局、購入を決めてから店を出るまで、小一時間かかってしまいました。
それでも翌日にはちゃんと配送されて、品物に不備もなく一安心。現場敷地内には場所がないので、大工さんに頼んで、取り敢えず母屋の2階ベランダに仮置き。家で見ると、ずいぶん大きく感じますね。
さて、そんな週明けの朝、大工さんの一人が、500ペソ札(約1200円)一枚持ってきました。何のことかと思ったら、土曜日に支給した1週間分の給料が、私の間違えで多く入ってたようです。これはびっくり。
まぁ、我が家の大工さんたちは、みんな人が良くて働き者だと常々思っていたとは言え、ネグロスの庶民感覚では、決して僅かな金額ではない500ペソ。落し物の財布を中身ごと警察に届けたら、テレビのニュースになるようなお国柄。何とも正直な人ですねぇ。
7/2〜7/8の出費
セメント60袋:13,200ペソ
配管材一式:5,148ペソ
ベニヤ板追加、その他:499ペソ
土砂:3,900ペソ
バスタブ(送料込み):32,084ペソ
換気扇:1,260ペソ
大工さん給料:16,838ペソ
配管・配線作業料:4,000ペソ
計:76,929ペソ
本日までの合計:857,376ペソ
ここまでで、6年前に新車購入したトヨタ・アバンザと同じぐらいの金額になりました。
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