2020年8月2日日曜日

コロナ感染でサイクリング禁止


前回、ここネグロス島シライ市でのママチャリ人気について投稿したら、タイミングが悪いことに、市長令でシライでのサイクリングが禁止になってしまいました。

とは言え、自転車が全部ダメということではなく、週末などを利用してツーリングを楽しんでいるバイカーが対象。何と、バイカーのグループで、新型コロナの集団感染があったそうです。検査の結果、陽性になったのが、隣街のタリサイ在住者4名と、シライの人が1名。

本格的にサイクリングをする人たちって、片道2時間とか3時間かけて、シライ市内の、最近開発された山間部のリゾート地、ランタワン辺りまで出掛けます。当然、目的地や途中で休憩したり食事をしたり。

それでなくても、州都バコロドほどではないけれど、先月(2020年7月)ぐらいから、セブや、マニラ経由で海外での出稼ぎから帰国した人を中心に、十数名の患者が確認されているシライ市内。

バイカーって、派手なウェアで走ってるから目立つし、ひょっとして奴らが感染を拡めてるのか、みたいな目で見られっちゃったのかも。市長のマーク・ゴレツさんも、神経質になってるだろうしなぁ。

実は私、しばらく前にもブログで書いたように、毎週日曜日の早朝、10キロぐらい遠乗りをしております。今朝も、陽性患者が出たというタリサイまで往復してきたばかり。もちろんサイクリング禁止は知らなくて、その時撮った写真をフェイスブックにアップしたら、義妹から禁止令のことを教えられた次第。

途中で、その義妹の実弟で、本格派バイカーでちょうど同じ時間にサイクリングしてたジュンジュン君と顔を合わしたり。彼もまだ知らなかったでしょうね。

その上とってもヤバいことに、たまたま今日は、マスクを忘れて走っていた私。日曜の早朝だし人も少ないから、まぁ大丈夫だろうとタカを括っていましたが、もし警官にでも見つかったら、拘束されて罰金を取られてたかもしれません。

ということで、シライ市内のサイクリング禁止期間は、来週月曜日の8月10日まで。それまでは、私の住むビレッジ(宅地)、セント・フランシスの中だけしか走れません。次の日曜サイクリングは無理。

ただ、自転車に乗れないだけで、まだ外出そのものに規制がかかっている、マニラ首都圏やセブ周辺に比べれば、大したことはありません。7月末にドゥテルテ大統領が演説の中で、これらの地域で、8月もGCQ(一般的なコミュニティ隔離措置)が延長されることを発表しました。

自分の周囲が、一番厳しい時に比べると、かなり規制が緩くなっているので、全然意識の中にありませんでしたが、在留邦人が一番多いマニラやセブでは、もう半年近く隔離が続いているんですよね。先日もマニラに住む日本人の友人が、散髪に行けず髪が伸び放題になった写真を投稿されてました。

日本各地で、遅い梅雨が明けた8月。本来なら、たくさんの観光客がフィリピンにやって来て、我が家にも日本からの友人や、ゲストハウスの宿泊客で賑わう筈でした。まだまだしばらくは、先の見えない忍耐を強いられそうです。


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