一昨日の月曜日にも書いた、久しぶりに罹った下痢。実は今日、水曜日もまだ症状が続いております。日曜日の夜だったので、もう四日目。こっちに住んでいると、手洗いとか怪しい食材は料理に使わないなど、気を付けてはいても、3〜4ヶ月に一度ぐらいはなってしまう。
しかし今回のはちょっとしつこいですね。通常だとトイレ通いが続いても、せいぜい丸二日まで。息子も私より24時間ぐらい遅れで、数回軟便があったもののすぐに回復。家内はまったく何ともなし。
こうなると、早く病院へ行けと言われそう。移住後すぐの時期は、すぐに通院してたんですよ。ところが、こっちのお医者さんって、症状の重い軽いに関係なく、すぐに抗生物質を処方しちゃうんですよね。
移住した年の8月に、マニラの日本レストランで食べたウニに当たって、強烈な下痢と嘔吐、発熱。救急車でバコロド市内の病院に搬送され、2泊入院したことがあります。そのレベルなら、止むなしでしょうけど、1日に3〜4回程度の下痢にまで、ロクに検査もせずにいきなり抗生物質は、ちょっと怖い。
なので最近は、よっぽどヤバいと感じない限り、下痢での通院は、できるだけ控えております。SNSに投稿したら、O157とかアメーバ赤痢とか、文字面だけも恐ろしげな単語がコメントに並びますけどね。
ということで、ただいまお世話になっているのが、正露丸さま。例によって、日本からのお客さんに持ってきてもらったり、一時帰国の際に自分で買ったり。やっぱり昔から馴染みのある薬には安心感があります。
この投稿をするに当たって調べてみたら、元々日本人が開発した薬品じゃなかったんですね。1830年にドイツの化学者が樹木から抽出した物質が起源なんだそうで、日本はまだ江戸時代の天保年間。200年近くも前。
その後、オランダ経由で日本に持ち込まれ、製品化されたのが20世紀に入ってから。日露戦争に出征する兵士が大量に携帯したことから、露西亜(ロシア)征伐をもじって征露丸と命名されました。そこから数えても、ざっと120年の歴史。すごい。
で、今使っているのは、セイロガン糖衣Aというもの。あの独特の臭気と黒い丸薬のイメージを払拭して、ずいぶんとスマートな感じ。これじゃなかったら、息子や家内には受け付けられなかったかも。
よく考えみたら、薬は1日3回服用しているけれど、ちょっとマシになったと油断して、コーヒー飲んだり、朝食の残りのソーセージつまんだりするのが良くなかったらしい。そこで今日の昼以降は、ライラに作ってもらったお粥と、梅干し。水分補給は、家内の買ってきたハイドライトという、粉末タイプの甘くないポカリスエットみたいなもの。
ということで、今のところ12時間以上、腹下しがございません。すっごくお腹は減ってますが、ここが我慢のしどころ。でも日課の筋トレは続けているので、これで腹回りだけでも痩せないものでしょうか?
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