2014年9月23日火曜日

誰でも英語喋れるだろ?



先日の我が家の祝福パーティの時、家内の高校の後輩が、その旦那さんを連れてパーティに参加してくれました。私たちの住む住宅地「セント・フランシス・ビレッジ」は、外国人オーナーが多く、そのほとんどが男性で奥さんがフィリピン人というパターン。家内の後輩とその旦那さんも私たちと同様の国際結婚カップルで、同じ宅地内に住んでいます。

後輩の名前はグレース。旦那さんはノルウェー人でもう60過ぎ。お嬢さんが一人、息子と同じ歳で同じ小学校に通っています。ヨーロッパ系のハーフで、背が高く顔立ちも目立つので、以前から私も息子を迎えに行った時、何度か見かけた覚えがあります。

その旦那さんとは、祝福パーティの時が初対面。「ヌッ」という感じで家に入って来ました。身長187センチ。後で聞くと、兄弟の中では一番背が低いと言ってましたが、170センチの私ですら、あまり自分より背が高い人とは会わないフィリピン。ものすごく巨大に見えました。

名前はクリスチャン。グレースは「ヤン」と呼んでます。もう初老と言っていい外見ながら、すごく気さくでフレンドリー。でもアメリカ人によくある馴れ馴れしい感じではなく、適度な遠慮と含羞があり、好感が持てました。しかも聞きやすい英語を喋るので、最初から話し込んでしまった。

今年の6月に引越してきたばかりのニューカマーのヤン。話題はやっぱり似たような境遇にある者としては、どうしてもイロンゴ語(この地域でのフィリピンの方言)のことになります。目下イロンゴ勉強中の私としては、つい習得を勧めてしまいます。

ノルウェーを含むスカンジナビア諸国では、母国語以外に主要なヨーロッパ言語を複数喋れないと、仕事に就けないそうで、3〜4言語の習得が必須。英語、ドイツ語、スペイン語を喋れるので、もう十分だと言われてしまいました。その上、フィリピンでは、ほとんど誰でも英語喋れるだろ? だから何も困らない。

仰せごもっとも。
"なんちゃって"バイリンガルになるだけでも、すごく苦労したのに4言語とは想像を絶します。日本語を母語にするより、比較的よく似たヨーロッパ内の言葉なのでまだマシかも知れませんが、それだけ分れば、便利だと思います。でもよく考えたら家内も、英語、タガログ語、イロンゴ語、セブアーノ語、日本語…5つもできますね、すごい。


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