Hagupit、フィリピン人の家内によると英語の「Strike」に相当する言葉で、打つ・殴る・襲うなど、台風につける名前にしては意味が直接的過ぎますね。これとは別に、フィリピンも近づくものにはフィリピン名が付与され、今回のはルビー Ruby。宝石ではなく、人の名前。
専門家ではないので理由はよく分かりませんが、予報を出しているフィリピン、アメリカ、日本の各関係機関によって進路や速度にバラツキがあるようです。12月という時期の気圧配置が予報を難しくしているのでしょうか? その中で日本の気象庁が出しているものによると、進路は去年レイテ島を中心に壊滅的な被害を出した、30号台風ヨランダと酷似。
この投稿を書いている、現地時間12月4日の午前11時現在で、ここネグロス島シライ市ではやや雲が多くなってきたものの、日差しがあり暑く、風も穏やか。当初最接近は12月6日の土曜日頃と報道されてましたが、最新の情報では1日ずれて日曜日になりそう。子供の小学校も今日は平常通りの授業。
去年はちょうど家を建て始めた時期で、まだ基礎も完成していなかったため、工事が数日ストップしただけで被害はありませんでした。今回がカテゴリー4以上(フィリピンの台風の強さのランキング。5段階で5が最強)の台風としては、自宅竣工後初めての接近ということになります。
ガレージの屋根に若干の漏水の心配がある以外は、建物自体は大丈夫だと思いますが、停電・断水はある程度避けられないでしょう。それも数日ならば何とかなりますが、数週間とか1ヶ月レベルになると、かなり不安。前回、たまたまシライ市の被害は比較的軽く、電気は二日ほどで戻りましたが、今回はどうなるか分かりません。
通常でも停電が多いこの国なので、電池・充電式の照明器具やロウソクは常備してます。食料もそこそこ買い込みました。鶏たちは、裏庭の竹製の離れに避難させないといけません。そして購入したばかりのベランダのパラソルは、早々に倉庫にかたずけなければ...。
因みに去年のヨランダは私の義母と、今回のルビーは家内の従妹と同名。台風に人名を付ける習慣は嫌いです。
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