2014年12月26日金曜日

豚の丸焼き レッチョン・バボイ

喧騒のクリスマスも当日は過ぎてしまいましたが、フィリピンではまだまだクリスマスシーズンは続きます。毎年9月から飾り付けが始まり、12月に入ると街中お祭り騒ぎになって、数日前からは爆竹が鳴り始める。

一夜明けた今日(26日)の朝も、あちこちでまるで銃声のような爆竹の音。これから大晦日、お正月に向けて、爆竹というより爆発という感じにエスカレート。爆竹の事故で毎年怪我人とか死者まで出る、少々物騒な時期に突入します。

フィリピンでは海外出稼ぎの人も含めて、家族が集まるのがクリスマス。お正月はそのオマケみたいな感じで、飾り付けもツリーも1月いっぱいは出したままになります。そしてパーティもメンバーを取っ替え引っ換えして、連日続くことに。

我が家ではイブに義弟家族と家内の従妹が来て、一緒にミサに与った後みんなで晩ご飯を食べました。数日前から準備を始めて、当日は朝からずっと厨房に立ちっぱなし。メイドの後釜が見つからないので、家内と二人でかなり大変でした。

クリスマス当日の昨日は、隣町の州都バコロドの叔母の家に、イブのメンバーそのまま引っ越してまたパーティ。人数が多いので、私には久しぶりのレッチョン・バボイ(豚の丸焼き)が振舞われました。

レッチョンが丸焼きで、バボイが豚。鶏の丸焼きだとレッチョン・マノックになります。
この豚の丸焼き、フィリピンではお祝いには定番の料理で、広い庭があって使用人がいるような家だと、自宅で作ることもあるようですが、一般的には専門のお店で買ってきます。

子豚1頭分5000ペソ(1万数千円程度)で、2〜30人分にはなるでしょうか? 体毛を剃って、内臓を抜いた状態で文字通りの丸焼き。頭も足もそのままの姿で運ばれてくるので、初めて見た時はギョっとしたものです。肉は脂身がいっぱいで皮は香ばしく、ものすごく美味しいけれど...カロリー激高ですね。





 

肉だけでも10キロ以上はあろうかという豚でしたが、数時間後には、頭と骨だけを残して、きれいに平らげられました。太った人が多いわけだ。
さぁ、一休みして明後日の28日とお正月には、また自宅でホームパーティです。次は何を作りましょうか?


0 件のコメント:

コメントを投稿