2014年12月29日月曜日

ホームパーティ同窓会

フェイスブックが普及したおかげで、日本では中高年の人たちの間でちょっとした同窓会ブームが起きているようです。私自身も日本から離れる直前の2年ほどで高校の同窓生での集まりが4〜5回。50歳前後というと、だいたい子育ても終わりで、子供は大学生とか社会人になりたての年頃。特に女性が外出しやすくなるからでしょうね。私のようにまだ小学生の息子がいるなんていうのは、かなりの少数派。

その点フィリピンでは、フェイスブックどころかインターネットすら普及する遥か以前から、年に一回の同窓会は当たり前の行事。特にネグロス島のように、生まれ故郷から離れる人が多く、海外出稼ぎ組も含めてクリスマスの時期には大挙して里帰りするので、同窓会兼クリスマスパーティがこの時期に行われるのは一般的なんだそうです。

そういうことなので、私が日本で経験した30年ぶりの再会なんてのは少なくて、「お〜、今年も会ったね〜。お母さん、元気にしてる?」みたいなノリで、いきなり盛り上がります。家内が私と日本に住んでいる時も、数年に一度は年末休暇で帰っていたので、私も家内の高校の友達と何人も顔見知り。

さて今年は自宅完成披露も兼ねて、我が家で同窓会することになりました。集まるのは20人ぐらいですが、それでもそんな人数の同窓会を自分の家でできるのは、フィリピンに移住したればこそですね。日本だったら、家の広さの問題もありますが、夜これだけ集まって大声で騒ぐことが絶対に無理。もう騒音だと言われて、速攻で警察に通報されるのがオチでしょう。

今回は持ち寄りとのことで、ホスト役の我が家は場所の準備と食器に椅子・テーブルの準備だけ。子供の誕生日で、すっかりこれも手馴れてきました。パーティグッズの店で椅子とテーブルを借りてきて、当日の昼過ぎぐらいから会場設営開始。BGMもクリスマスソングを揃えて、夕闇がせまる頃には準備完了。

 


パーティの方は予想通りの大盛り上がりで、持ち寄りの割には食事も豪華。1時間もするとゲームやらダンスやらが始まりました。フィリピンのパーティは本当に場持ちがいいですね。もうみんな完全に子供に戻って、遠慮とか恥ずかしがるということが皆無。このメンタリティは羨ましい限りです。



それでも、夜を徹してとはならなくて、さすがに高級住宅地のど真ん中なので、日付が変わる頃にはほぼお開き状態。感心するのはどんなメンバーの時でも、ちゃんと後片付けや洗い物は手伝ってくれます。広い台所を作ってほんとうによかったと、しみじみ感じました。


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