2015年9月5日土曜日

テレビの影響力


日本時間の9月4日夜に日本のテレビで、私たちの住むネグロス島を取り上げた番組が放送されたそうですね。急にこのブログのアクセス数がいつもの倍以上に跳ね上がったので、何が起こったのかと思いました。その後、複数のフェイスブック友達が放送について投稿していたので、原因が判明。

早速ユーチューブに全編がアップされていて、私も少し見てみましたが正直がっかり。以前からこの手のドキュメンタリー風バラエティ番組は、ヤラセが多いと聞いてました。ある海外在住の友人は取材を受けたものの、あまりに現実と異なる内容を強要されて出演を断ったことがあるそうです。

この番組、フィリピンのすごい辺鄙な村に、日本人女性が嫁いだという内容なんですが、肝心の売り文句にしている部分が現実と異なっている。まぁニュース番組ではないし、細かいところが多少事実と食い違っていても誰にも迷惑はかからないし、目くじら立てる方が大人気ないということなのか。

よく言われるように、現地で撮影をする以前に脚本のようなものが出来上がっていて、作り手が考えたシナリオに沿って「素材」を集めて編集してるとしか思えません。限られた予算と時間の中では、行ってみなければ番組にできるかどうか分からない、などというリスクは取れないから当然なんでしょうけど。

しかし日本ではテレビ離れが進んでいると言われて久しいけれど、やっぱりテレビの影響力はまだまだ大きんですね。


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