2017年9月28日木曜日

disる日本人


【ディスる/disる】

ディスるとは、俗に、相手を否定する、または侮辱することなどを意味する表現である。
ディスるの語源としては、否定的な意味を持たせる英語の接頭辞「dis-」を動詞化したもの、あるいは、「無礼をはたらく」といった意味の「ディスリスペクト」(disrespect)を略したもの、などの見解がある。日本では2000年代後半以降、インターネットスラングなどとして頻繁に用いられるようになっている。

引用元:IT用語辞典 バイナリ

言葉というのは生き物なので、新しい言い回しや表現がどんどん出てくるもの。ジジぃ共が嘆こうが騒ごうがお構いなしで、日本語は日々変化。かく言う私も、年齢的には完全にジジぃサイドにいますが、自分で使うかどうかはさて置き、時代の流れを静観しております。

さて、ここ最近、善人・ほのぼの路線が続いていたこのブログ。そろそろ筆者の本性を表して、今日は辛口で。他でもない、この「disる」という言葉。私はあまり好きではないけれど、まさに「disる日本人」という感じの書き込みを見つけてしまいました。

リアルで会ったり話したりの有無に関係なく、他人のことを虚言も交えて誹謗中傷するのは、2ちゃんねるなどの電子掲示板を始めとして、もう掃いて捨てるほど。最近ではツィッターで、韓国にルーツを持つ女優さんのCMに、差別的な書き込みが集中したことが問題になりました。この傾向は、子供の世界にまで蔓延して、学校の裏サイトなるものがあり、そこで陰口や言葉のいじめが蔓延してるんだとか。

そして当然のように、フィリピンに住んだり、フィリピンに足繁く通う日本人が集まる、ネット上コミュニティでも、同じことが起こっているというわけです。規模は小さくても、やっぱり日本社会の縮図なんですね。

私がたまたま見かけたのが、爆サイ.comという掲示板。地域別に書き込めるこのサイト、地域というのは日本国内に限らず、アメリカ、中国、韓国、タイ、ベトナムと並んで、ご丁寧にフィリピン版も用意。その中には、私も利用している、FB内フィリピン関連グループの裏サイトのようなスレッドが立ち上がってました。そこで、実名入りでdisり放題。

「爆サイ」で検索してみると、弁護士への誹謗中傷削除依頼とか、被害者の会とかばかり。よほどタチの悪い連中が集まっているらしい。

バカというか暇人というか、一体何のためにこんなことしてるんだろうと思います。ネット上では匿名だという思い込みもあるんでしょう。でも、フィリピン在住者や関連の人たちという、とっても狭いコミュニティの中。書き込み内容や書き方のクセを見れば、だいたい誰が書いたのかは分かってしまいます。

しかもフィリピンの場合、本気で頭に来たら、警察や裁判所に頼らず、乱暴な方法で一気にカタをつけてしまうことも可能。極端な話、拳銃は数万円で入手可能だし、安価に殺人を請け負う物騒な人も、探せばいくらでもいます。事実、フィリピン国内での邦人殺傷事件は、実行犯がフィリピン人でも、依頼元が日本人というのはよくある話。

そんなに嫌な人がいるなら、さっさとブロックして放っておけばいいのに。わざわざ、ストーカーのように付きまとい、相手が何か投稿したら、ことごとく暴言コメント。その上、表だけでは飽き足らず、裏に回ってコソコソと陰口。(本当はコソコソではなく、丸分かり)

私のように、明らかに人生の折り返し点を過ぎた者にすれば、時間の無駄遣いとしか思えません。しかも、日本ではありえないような仕返しのリスクまである。ほんまにアホちゃうか?


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