2019年8月16日金曜日

遂に塗装が始まった

久しぶりの、ゲストハウス建設レポートです。最後の更新が7月31日だったので、もう半月も放置。こちらをご注目頂いている読者の皆さま、たいへんお待たせしました。

施主が別件でトラブル続きで、一時休業(?)していても、真面目で仕事熱心な大工さんたちと、サポートしてくれた家内のお陰で、工事の方は粛々と推移。とは言っても、本当に放ったらかしていたわけではなく、現場は自宅の裏庭。2階寝室の窓からも状況は見えてるし、大工さんが帰った後、多少の見回りはしていました。


外観はかなり最終に近づいた雰囲気



扉を仮付すると住めそうに見える

さて前回は、コンクリートボードの天井板張り作業まで書きました。あれから2週間と少しで、屋内天井の主要部分は、つなぎ目のマスキング、目止め剤塗布を経て、最終塗装が終わりつつあります。塗り終わった部分から、今度はコーナーに三角形の断面の、木製モールを取り付け。

このモールの買い付けは、私が臥せっている間に家内に頼んだもの。今住んでいる母屋と同じ材料なので、問題なく購入完了。フィリピンでは珍しく、その日のうちに配達。待ち構えていた、8月から新規参加の塗装工ジュンジュン君が、片っ端から塗装。



魚を干してるような
通気口部品の塗装作業


まだ壁は下塗りでも
モールを取り付けてしまう

その傍ら、今まではヘルパー(特に大工のスキルがなく、穴掘りや材料運搬を担当)だったココイ君が、塗装工に早変わり。元々、塗装が専門だったんですね。なので日給も、350ペソから475ペソに値上がり。ココイの持ち場は壁。全身粉まみれになりながら、サンドペーパーでの下地準備に続き、私が色を決めて、先日購入した8ガロンのベージュ色のペンキを、黙々と塗っていきます。


フィリピンの塗料メーカー
最大手のディビス


他のメンバーも、外壁のモルタル仕上げ、軒天井、離れの浴室、雨樋からの排水などに着手。フィリピンの大工さんの仕事のやり方は、一つの作業を終わらせてから次、ではなく、できるところからどんどんオーバーラップしていく感じ。たとえば壁の下地ができた部屋から塗装したり。下地と仕上げ塗装が部屋毎に同時進行。



特に顕著なのは、とにかく内装先行。これは、完全に出来上がる前に、取り敢えず住めるようにしようという配慮。多いのは、建設費が途中で足りなくなって、外壁はコンクリート打ちっ放しのまま工事を止めて引っ越し、お金が貯まったら工事再開というパターン。それも、数ヶ月程度ではなく、何年も、時には10年以上も経ってようやく完成なんてことも。

私にすれば、まだ一部で基礎のコンクリートブロックが見えている箇所があるのに、塗装までやってしまったりするのは、材料の無駄も出そうだし、かなりの違和感。でも、これはこっちの大工さん、職人さんのやり方なので、下手に口出ししない方が無難です。

ということで、次週はタイル貼りと、いうことになりそうですね。


8/1〜8/15の出費

天井下地用角材:3,590ペソ
セメントボード(40枚)、配管材料など:26,706ペソ
セメントボード(追加29枚)、その他天井関係材料:13,455ペソ
セメント、壁下地材など:19,015ペソ
ブロック(100個)、土砂6立米:5,000ペソ
塗料:16,910ペソ
その他、塗装関連(刷毛、溶剤、サンドペーパーなど):3,723ペソ
コーナーモール、通気口部品、ドアノブ追加:25,725ペソ
扉ヒンジ追加:750ペソ
大工さん給料(2週間分):34,787ペソ
配線工給料:2,000ペソ

計:151,661ペソ

本日までの合計:1,226,628ペソ


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