2018年12月5日水曜日

フィリピンのスーパーあるある

前回は陰鬱なネットのダークサイド話だったので、今回はお気楽ネタ。

今年の前半に投稿して好評だった、フィリピンあるあるシリーズ。
フィリピン暮らし あるある
フィリピン暮らし「裏」あるある
今日は、その続編を書いてみました。

フィリピンで、それほどの長期滞在や永住ではなくとも、ちょっと買い物で立ち寄ったスーパーで、「なんじゃこりゃ?」となるのは、よくある事。もう6年近くもこっちに住んでいると、すべてが当たり前になってしまい、たまに帰国して驚く逆カルチャーショック。なので、すっかり初心を忘れてしまい、抜けポイントも多々あるような気はしますけど...。




ではまず売り場編


営業時間のど真ん中に、売り場で棚卸しを始める

しかも途中で休憩に出かけて、床に商品を並べたまま放置

値引きセールは、一個の値段で二個のBuy One Take One

それなら半額で一個売ってくれとツッコむ日本人

定番の商品でも突然何ヶ月も品切れになる


もう「日本ではあり得ない」と憤慨する気も失くすことが多い。どっちかというと、フィリピンが特別なんじゃなくて、日本が異常にキッチリしすぎとも思います。こっちでは常備品のトマトソースですら、いつも買っているブランドが長期欠品は珍しくない。なので、つい三つも四つもまとめ買いする癖がついてしまいました。


次にレジ編


いくら長蛇の列ができていても、レジのお姉さんはマイペース

急がないだけでなく、店内のBGMに合わせて歌い出す

それでもたくさんあるレジの、半分ぐらいは開いてない

しかも、商品をレジ袋に包む係の兄ちゃんたちは、無駄に頭数が多い

買う量が多く現金が足りない時に限って、クレジットカードがオフライン


これも日本での過剰サービスに慣れていると、腹立たしく感じてしまいます。でも、レジの人って給料は安いし、だいたい半年で解雇なので、熟練する間もプロ意識を育てる間もない。しゃあないですね。

それにしても、メイキャップコードに従ってるからとは言え、女性はみんな化粧が濃いなぁ。


一番大事な商品編


レトルトなどの食品パッケージは、絶対きれいに破れない

日本製インスタントラーメンに入っている調味料の袋が、簡単に破れることに感動する

値札や販促シールがきれいに剥がせず、イーッとなる

商品のダンボールに足跡がついているのは日常茶飯事

安物買いの銭失い、という格言を実感する


これは、細かい配慮では世界で一番進んでいる、日本の商品と比べるのが酷かも。何でもないことのような、パッケージの開け方とか、低価格商品の品質って、本当に日本ブランド(生産地が中国でも)はすごい。フィリピンで、4〜50年ぐらい昔の日本を思い出しております。


そして面倒な返品編


未開梱でレシートを添えても、買った方の都合での返品は絶対受け付けない

同値段の別商品なら交換できるけど、わずかに安くて差額は要らないと言ってもダメ

明らかな不良品で交換に応じても、謝罪は一切なし

購入後1ヶ月ぐらいして不良に気づいたら、レシートの印字が消えている


まぁ、返品に関するルールは、フィリピンの法律で決まっていることもあるので、外国人が文句を言うのは筋違い。考えてみれば、自分の責任ではないことに謝罪しないのも、カルチャーの違い。それでも、もうちょっと愛想良くしてほしい。

実際にスーパーで働いた人に聞くと、ただでさえ安いサラリーが遅配になったり、フロアマネージャーから、偉そうに言われることも多いそうです。その環境で、にこやかに客対応しろというのが、そもそも無理というものか。


オマケの家電売り場


今でも小さなブラウン管テレビを売っている

エラい安いと思ったら「Pensonic」だった

どんなにショボい店でも、カラオケセットは置いている

時々店員が、商品を使ってガチで歌っている


移住前は家電業界に身を置いていたので、やっぱり気になりますね。特に買うものがない時でも、定点観測的に見て回る習慣が抜けません。


ということで、これはネグロス島のシライとかバコロドでの逸話がベース。マニラ辺りだと多少は事情が違うかもしれません。よろしかったら、これもあるあるや、私の地元ではちょっと違う、といったネタを教えてください。


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