最初から最後まで、子供に囲まれて過ごした今回のツアー。同行した他の三名の日本人参加者のうち、偶然お二人が小学校の先生だったこともあって、子供達にモテモテの3泊4日でした。
私が泊めてもらった家は、小学生の娘さんが一人。といっても始終近所の子供達が出入りしているので、一人っ子という感じは全然しません。
この子はチェスカという名前で、可愛い子供達の中でも、抜群の愛くるしさ。日本では「天使過ぎる」なんて形容詞が流行っているらしいですが、チェスカは天使そのもの。
すごいハニカミ屋さんで、私と目が合うといつも顔を隠してしまう。嫌われているのではなく、後ろを向いていると、背中や頭を突っついてきます。振り向くと、ピュ〜〜という感じで逃げてしまいますが…。
何回も写真を撮ろうとしましたが、カメラを向けると恥ずかしがって全然ダメ。他の子は「私を撮って、僕を撮って」と言わんばかりに集まってくるのになぁ。フィリピンの子供にしては珍しいタイプかもしれません。
それにしても、子供だけでなく、フィリピン人は人懐っこい。最初はちょっと警戒している感じでしたが、少し親しくなると底抜けに親切で話し好き。落語に出て来る、江戸時代の長屋の住人って、こんな感じだったのかも? 久しぶりに「人情」という言葉を思い出しました。
瞬く間に滞在期間は過ぎて、明日はお別れという日。ツアー主催のNPOハロハロ代表のHさんのアイデアで、この日の昼食は日本人が料理をすることに。私は日本のカレーのルーを持ち込んで、当日朝、近くのスーパーで買いそろえた地元の食材を調理して、日本式カレーライスを振る舞いました。
フィリピンでは何回も作っているカレーですが、この日もみなさんに喜んで食べてもらうことができました。本気でカレー屋さん始めようかと思うほどの人気。
アナベルのことは、ずっとアテ(お姉さん)と呼んでましたが、別れの前に歳を聞いたら、まだ39歳。私より干支一回りも若かったんですね。次に会ったらダイ(お嬢さん)と呼ばせていただきます。
最後の最後に油断したのか、チェスカ。一枚だけですが、可愛い表情を写真に納めることができました。隣の島に住んでいるから、またすぐ来るよ〜。
向かって右側がチェスカ
帰りの飛行機から見えたタリサイ市
ウルっときてしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿