2019年2月8日金曜日

罰金75ペソの運転免許更新

先月(2019年1月)に投稿した、運転免許の更新ができなかったというお話。しばらくブログを休んでいたので、続報がまだでしたね。実はその翌週に、一応、更新は無事済みました。

「一応」と言うのは、3年前と同じ問題があって、プラスティック製の正規免許証が発行されなかったから。これは、LTO(Land Transportation Office / フィリピンの陸運局)が、カード制作業者への支払い遅延のために、素材を調達できないという、何とも情けない理由。

前回の更新時には1年以上待たされて、その間はLTOに支払った手数料の領収書が、免許証代わり。今度はそれほど悪い状況ではなかったけれど、やっぱりすぐには無理。もちろん、最初から即日交付は期待してないとは言え、発行までが2ヶ月「ぐらい」。頼りないことこの上なし。

発行されても連絡があるわけではなく、タイミングを見計らって取りに行くことに。まだなら無駄足。フィリピンで運転免許を持つと、嫌でも忍耐強くなります。





特に今回は、ショッピングモールにある更新センターではなく、バコロドの陸運局。周囲は再開発が進んできれいになっているのに、ここだけ時代に取り残されたような佇まい。敷地内はむき出しの地面で、前日の雨が水溜まりになってるし、トイレの水は流れない、大勢の人がいる待合ロビーには空調もない。難民キャンプか?

更新に必要な健康診断(尿内の薬物と視力の検査)は、向かいの小さな診療所でやってましたが、驚くことに手数料を払うだけ。検査なし診断書の販売業。これはひどいなぁ。これでは、本来なら運転が許されないような、目の悪い人、ヤク中ですら免許が更新できてしまう。

ユルいのはそれだけではなく、うっかり失効に対しても、罰金は75ペソ(約160円)だけ。講習も何もなし。私の場合は、失効後3ヶ月半ぐらいでしたが、聞くところによると、1年以上放置していても、似たようなものらしい。

ということで、免許証代わりの紙切れを貰うまでが、ざっと2時間。最近はネットで事前予約できるようになり、家内に頼んでおいてもこの待ち時間でした。

せっかく州都のバコロド市街地に出てきたので、近くにある入国管理局(イミグレーション)の窓口にて、ちょうど毎年1月に行われる、永住ビザの更新も済ませました。こちらは対象になる人の数が桁違いに少ないとは言え、クーラーの効いた待合で、たった5分ほどで手続き完了。

同じお役所でも、この差は何なんでしょうかね?


0 件のコメント:

コメントを投稿