2014年5月11日日曜日

お湯のない生活

フィリピンでは、ホテル以外でのお湯のシャワーは、よほどの贅沢のようです。知っている限りでは、マニラ在住の日本人の友達の家ぐらい。浴室ですらそうですから、台所でお湯を使うという発想自体がまずない。

そもそもバギオのような高地にでも行かなければ、最低気温が20℃を下回ることが滅多にない国なので、フィリピンで生まれ育った人にはお湯のシャワーや、まして湯船に浸かる必要を感じないのでしょう。

12月ぐらいだと、さすがに水シャワーは冷たすぎると思いますが、慣れているとそうでもないようで、フィリピン人の家内は、日本に住んでいた頃に友人宅で泊まった時、まだ春先、たまたま給湯器が故障中、平気で水シャワー使って驚かれたそうです。

今住んでいる仮住まいの借家も、当然ながら給湯設備はなく、もうまる一年以上ホテル以外では水シャワー。4月や5月の暑い季節を除くと、朝などはちょっとした苦行。
ガスは日本と違い、各家庭がガソリンスタンドからボンベごとガスを買ってきて、コンロにつないで煮炊きしてます。お金がない家は、炭に七輪で料理。そりゃ、お湯シャワーは贅沢だと言われるでしょう。

しかし新居では、毎日風呂とはいかなくても、日本人として、せめて水が冷たく感じる時期だけはお湯がほしいのが人情というもの。二カ所作っている浴室の両方のために、今日、電気給湯器を二つ購入しました。ガスを使用するものは市販されておらず、選択肢は電気しかありません。これで毎日風呂入れてたら、ものすごい電気代になるでしょうね。



一つの浴室には、バスタブも設置したし、給水塔立てたので水圧も十分。これで日本の住宅並みのお湯シャワー、たまに風呂にも入れます。待ち遠しい…。


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