日本語のSNSしか使っていなかった頃は、あんまり感じなかった、国境を越えるネットの威力を感じる出来事。
先日投稿したキッチン・カウンターをわざわざ見に来たらしい。素材の人工大理石をどこで買ったのか、どうやって加工したのか、根掘り葉掘りカミさんに質問している様子。ハテ、どうやってこのカウンターのことを知ったのかいな?と思ってたら、サウジアラビアで働いているお兄さんに聞いたとのこと。
あぁ、そういうことか。実はこのお兄さん、実質的にフィリピン経済を支えているとも言われる、海外出稼ぎ労働者。出稼ぎと言うとあんまり言葉の響きはよくないですが、単純労働者ではなく、堂々たるビジネスマン。この人の仕送りで家建ててる、本当のクライアント。施主さまですね。
このお兄さんが家内経由で、私がフェイスブックにせっせとアップしている家の施工風景のことを知り、自分の家の様子を写真に撮って知らせてほしいと、FB友達になっていたのでした。早速、お隣さんの工事中写真を十数枚見せてあげたら「君は、素晴しいフォトグラファーだ!」と、エラく喜んでました。
そして、出来立てのカウンター。私がアップした写真を見て、お気に召したようです。フェイスブックしてない妹達にメールで「こういうキッチンにしてくれ〜」と指令を飛ばし、それを受けて見に来たというわけです。やっぱり他言語対応のフェイスブックは、こういう所がすごいと言うか、便利と言うか。
昔、家内と超長距離恋愛してた頃にあったらなぁ、インターネット…。
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