やっぱり経験の密度が高いからか。ただ移住しただけでも、すごい環境の変化で毎日新しい事ばかりなのに、異国で一から家を建てるというのは、改めてたいへんだったと感じてます。
着工後1週間ぐらいでこのブログを始めたので、着工当日の日記はここにないのですが、ミクシィに投稿していたものが残っていたので、それを引用してみます。
転居して、半年余り。最初の設計依頼から7年。土地購入から10年...。 ついに、着工ぢゃぁぁぁぁぁ~~。
今日は、朝も早よから、7時半集合。 私に、家内、日比の両父、義弟、そして「カーペンターズ」面々が、時間より遅れて(苦笑)現れました。 まずは、前回の草刈りから、もう三ヶ月も経ってしまって、またもや草茫々の土地を、工事ができるように、再度の草刈り。本日は、ほとんどこの作業で終わってしまいましたが。
昼前ぐらいに、ざっと草刈りが終わったところで、地鎮祭です。 地元の言葉で「ダガ・ダガ」というそうで、土地の精霊をお騒がせして、すんません、という儀式。意味としては、まさしく、地鎮祭ですね。ただし、日本と違って、神主さんも神父さんも来ません。
生きた鶏を二羽買って来て、その場で潰して、血を土地に撒きます。そして、真ん中あたりに十字架で、ちっちゃなお墓を建てます。これでおしまい。
残った鶏肉は、当然のように、みんなのお昼ご飯に化けました。 食器や、調理道具、炊いたご飯を持って来て、本格的なピクニックです。幸い、天気にも恵まれて、つ~か、暑いぞ! 炎天下、さっきまで鳴いてた鶏さんを、有り難く頂きました。うま~い。
本当は、土地の管理事務所の人が来て、測量をし直す予定でしたが、やっぱり明日に延期。水道も、今日出るはずで、工事しに来ましたが、掘り出した水道管に何故か水はなく、これも明日へ。さっすがのフィリピン。 明日は、最初の建材が届きます。しばらく、土砂降りになりませんように..。
以上引用。
うわ〜、えらい興奮して書いてますね。
我が事ながら、何だか微笑ましいです。この数週間後に台風ヨランダが来て、たいへんなことになるのですが…。
地鎮祭、やりましたね。そうか「タガタガ」か。すっかり忘れてた。
生け贄の鶏食べた場所で、今は鶏飼ってます。
いろいろありましたが、無事家が建ったのも、地鎮祭のお陰でしょうか。工事中は、もう永遠にこれが続くような気がして、ちょっと落ち込んだこともありましたが、終わってみれば、あっという間。思い返すと、すごく昔のことのようにも感じるから不思議です。
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