2018年4月2日月曜日

仔猫の茶チャの神隠し


3日前の土曜日朝、いつものように我が家のペットたちに餌をやろうとしたら、仔猫の茶チャが見当たりません。いつもは母猫のチャコ美と一緒にガレージにいて、餌の気配を嗅ぎつけると、ちっこい脚をバタバタさせて駆け寄ってくるのに。

最近は行動範囲もほんの少し広くなり、時々ガレージ扉の下をくぐり抜けて、表に出してある鉢植えに「猫鍋」状態で寝ていることもある茶チャ。当然そこは最初にチェックしましたが、やっぱりいない。チャコ美はシレっと自分だけで餌をガツガツ。

母猫は仔猫を隠す場所を、数日おきぐらいに変える習性があるようです。ずっと同じだと、蛇などに襲われるからでしょうか。チャコ美も、今まで何度か「引っ越し」をしてました。とは言っても、古タイヤの中から、ちょっと離れたバケツへ移動する程度。家の敷地内なので、少し探せば見つかる範囲。

ところが今回は、探し回っても、どこにもいない。鳴き声さえ聴こえない。完全に神隠し。う〜ん、これは夜中に外へ出て、野犬にでも食われてしまったのか。

私は、猫だからと、ペットを猫可愛がりはしない飼い主。犬のゴマに対してと同様に、家の中にも入れないし、抱きしめたりキスしたりもしません。それなりの距離を置いて接しています。

それでも、ここ1ヶ月ほどで、ずいぶんキュートになった茶チャ。どちらかと言うと動物嫌いの家内ですら、気になって仕方がない様子。私がフェイスブックに投稿した茶チャの写真を、自分のプロフィールの背景にしているほど。「茶チャは可愛いから、誰かが連れて行っちゃったのかなぁ」と、家内にしては珍しく、ペットを心配しています。

丸1日経ち、2日目になっても、まったく帰ってくる気配もないし、チャコ美は「我関知せず」みたいな顔をしてる。猫だから仕方ないか。今までも仔猫が次々と死んでいっても、全然悲しそうには見えなかったし、すぐに次の妊娠をする奴だからなぁ。

と、すっかり諦めて、このブログで「さよなら茶チャ」の投稿でもしようかと思ってた、イースター明け月曜日の朝。まるで何もなかったかのように、玄関の扉に茶チャの姿。母子猫共同の「餌くれよアタック」。

こらぁ〜、お前、どこ行っとたんじゃぁ〜。ちゅうかチャコ美よ、お前、どこに隠しとったんじゃぁ〜。


どうやら今回も、ちょっとした引っ越しだったようです。それにしても、たった3日見なかっただけなのに、ずっしり重く、一回りぐらい大きくなった茶チャ。痩せ細ったりしてたら、しばらく家猫にしてやろうと思ったでしょうけど、これでは心配して損した気分。

早速フェイスブックに、「放蕩娘の帰還」写真をアップしたら、勤務先から家内がわざわざ電話をしてきました。人間でも猫でも、日本でもフィリピンでも、美少女は無条件に愛されるものですな。(苦笑)


0 件のコメント:

コメントを投稿