2018年4月10日火曜日

早朝4時起き、ギマラスへの船旅


前回の前振りに続いて、ギマラス旅行本編。
土・日・月(祝)の2泊3日の初日は、朝4時起きで5時発の強行軍。まずは、自宅のあるサブディビジョン(宅地)のゲート前で、トライシクル(オート輪タク)を捕まえるところから始まります。

まだ真っ暗な、しかも土曜日の早朝なのに、数分も待てばちゃんと走って来るんですね、トライシクル。タクシー溜まりのガソリンスタンド脇まで、ほんの5分ほどでも、道端でトライシクルを待っている人が何人かいました。トライシクルの運転手さんも含めて、フィリピン人が怠け者ばかりだなんて言う奴、これを見なさい。

スムーズに交通機関を乗り継いで、6時過ぎのバコロド発イロイロ行きフェリーに無事乗船。この時期は晴天が続く真夏のフィリピン。海も穏やか。大雨だと欠航もするし、何とか動いても揺れがひどくてたいへんな目に遭うことも。特に今年小6の息子は、乗り物酔いしやすい体質なので、いつも心配するところ。今回は大丈夫なようです。

そして、去年の12月以来で、またもやって来ましたイロイロ・シティ。ネグロス島のバコロドと並んで、西ビサヤ地方の主要都市です。フェリーの着いた港から、もう一度タクシーで10分ほどの、なぜかショッピングモールの裏手にある、ギマラス行きバンカーボートの船着場へ移動。



ここで今回の同行者、グロリアたちペドロッソ・ファミリーと落ち合いました。11人のメンバーは、グロリアのお母さんマミー、妹のフィオナ、ラッセル、義妹のアン、その娘たちエミーにバド、そしてメイドさん。過半数がお喋りな女性。こういうのを姦しいというんですね。ラッセルの旦那さんのリチャードと、アンの息子レネは影が薄いなぁ。グロリアの4歳の息子、ジェドだけが存在感ばりばり。

こうして乗り込んだのが、けっこう豪華なバンカーボート。イロイロ〜ギマラスを往復するだけの、海上ジプニー(乗り合いバス)みたいな、ボロっちいものではなく、両舷に対面式のベンチとテーブルまで備えてます。これを夕方まで借り切っての島巡り。



ベッドまである

行く先の点在する小島は、イロイロから見ると反対側。最初は少し雨に降られたもののしばらく波に揺られてる間に、空は晴れ上がって海は深い碧色。常に左舷に見えるギマラス島は、溶岩で形成されたと素人目にも分かる崖が、濃緑の植物に縁取られています。



面白いのは、そんな、いかにもリゾート的な風景を見ながら、振り返ると、いつまでもイロイロ市街地に立つビル群が波の向こうに望めること。こんなコントラストは初めての経験。


私たち家族の住むシライやその隣街バコロドも、車で1時間程度の範囲に、ビーチリゾートのラカウォンや、温泉リゾートのマンブカルがあるように、イロイロからもすぐ対岸に見えるところに、こういう場所があるのは、とてもいいですね。バコロドとイロイロが相次いで、フィリピンで最も住みやすい街に選ばれたのも、分かる気がします。

次回は島巡り、アイランド・ホッピングについて投稿します。


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