玄関ホール、リビング、ダイニング、キッチン、客間などです。生活の大部分を占める導線は当初案通りにしました。
日本人の感覚としては、これは落ち着きません。そこで、門から玄関までの間にベンチのあるアプローチを置き、さらに屋内に入ってから三畳ほどの玄関ホールを設けてもらいました。
そして家内の一番の要望だったカウンター式のキッチンも導入。
日本のマンションでも、最近はお馴染みのスタイルですね。これも、フィリピンの一般住宅では、あんまり見たことがありません。
要するに現代日本的な要素は、そっくりそのまま残ったような感じです。
反対に追加したのは、ダーティ・キッチンと呼ばれる第二台所のような部分。土間に相当するような場所。ガスコンロと流しがあって、煮炊きは、この半分外のようなところで行います。これがあると屋内に調理の臭いがこもらないし、風通しがいいので、涼しく料理ができます。
日本だったら、冬場さぞ冷え込むことでしょうけど、熱帯の気候なので、その心配はありません。
先週でだいたい一階室内がきれいになったので、家内と中に入って、床のタイルや壁の色をどうしようかと話し込む時間が増えてきました。やっぱり間取りは何となく安心できますね。たぶん、このまま日本で建ててもそんなに違和感はないと思います。
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