2014年1月23日木曜日

手抜きではないのだが

金曜日の予定だった二階のコンクリート打ち、他の作業が順調だったので、一日早く柱だけ今日打つことになりました。午前中に一昨日から始まった階段部分を終わらせて、午後から開始。


二階の柱の上は高い! 大工さんは相変わらずヘルメットも被らず、サンダル履きで手すりも何もない所をヒョイヒョイと歩いています。下から見てるだけで怖い。今回は床の時と違って、コンクリートの量が少ないので、ミキサー使わず練るのも人力。運び上げるのは最初から人力です。


順調に進んでいるように見えたんですが、途中で監督の父から「物言い」が付きました。セメントに砂、そして砂利を混ぜて水で練るのですが、この砂利が少なすぎる。当初の指示に対しておよそ3/4程度しか混ざっていないのが発覚しました。

と書くと知らない人は悪いことのように思うかも知れませんが、逆にとても強度が高い、
上等なコンクリートなんだそうです。その分セメントをたくさん使っていたわけ。父曰く「道理でいつも砂利が余るわけや。」

砂利が少ないと練るのが楽で、作業性は良くなりますが、材料費は上がります。要するに強度を上げたいという高い志があったのではなく、単に楽だからそうしてたんですね。自分で金払ってたら、絶対そんなことせんやろ〜〜。
しかしまぁ、前回の日記で安く上がっていると散々書いたし、質を落とされたのでもないので、怒る気にもなりませんでしたが、父は指示を無視されたことにご立腹。

「フィリピンのやり方もあるやろうから、理由があれば変更も構へん。しかし、勝手に変えるな! 変える前に相談せぇ!」ごもっとも。こういうことも、いきなり怒鳴りつけるのではなく、リーダーをニッパハウスに呼んで、家内の通訳で諭すように言い聞かせる。フォアマンと施主の仕事はたいへんです。

まだまだいろいろありますが、昨日は家内の強い要望だったカウンター式のキッチンの形ができました。今日は一番の難関だった階段もクリアして、毎日見栄えが大きく変化していきます。明日のコンクリートが終わったら、次はいよいよ屋根。上棟式ももう少しですね。



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