2014年1月30日木曜日

てっぺん到達

昨日まで敷地前の道路で、C型鋼と鉄筋を溶接で組んで作っていた屋根の骨組み。今日午前10時頃、拍子抜けするほど簡単に2階の上に据え付けられました。これで完成したのではなく、まだ何本も鋼材を乗せて井桁状の構造にするのですが、大きなものはこれで終わり。

いくら軽いC型鋼でも、鉄筋で補強した部材なので、クレーンも使わず、もっと苦労するかと思ってヒヤヒヤしてましたが、6人で30分程度で一番大きいのが完了。取りあえずは一安心です。


まず、ベランダ部分に部材を乗せて…。



方向を変えて…。



よっこらしょっと…。


しかし、取り付け方法が想像以上にワイルドでした。この人数と技術、機材では他に方法はないんでしょうけど。お箸のように2本、50センチほどコンクリートの梁から出しておいた鉄筋を、直置きしたC型鋼に巻いて直接溶接。以上終わり…でした。



そんな工法なので、持ち上げてから位置の微調整やら、測り直しを何回もしてました。それも幅30センチほどの狭い梁の上。風が強かったり、雨でも降ったらどうするつもりだったんでしょうか? 幸い今日は終日だいたい晴れてましたが、風そこそこ吹いてましたよ。

この現場だけ特別危険なことをしているとは思えないので、おそらく工期が長いほど、一定の割合で大事故が起こっているのは、まず間違いないと実感した今日でした。もう幸運を使い切る前に、早く工事が終わってほしい。



それはともかく、この建物の一番高いところまで、構造ができたので、約束通り明日は上棟式をすることにしました。フィリピンの大工さんにとっては、そんな習慣がないので、明日はお昼ご飯、こっちで用意するよ、と言ってもキョトンとした顔。
本当ならお餅撒きたいところですが、撒くほど量がないので、ちょっと献立考えます。

タイミングよく、明日1月31日は春節。フィリピンでも祝日なんだそうで、息子の学校もお休みです。やっとここまで来ました。みなさん、お疲れさま。


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