2014年1月7日火曜日

一人何役?

昨年の10月後半から始まった自宅の新築工事。約二ヶ月半ほど経過しました。その間、掘り方に始まり、鉄筋組み、溶接、仮枠作り、コンクリート打ち、等などの仕事があったのですが、現場に出入りしている人の顔ぶれは変わりません。着工時に比べると、同時進行で作業があるので、少し人数は増えましたが、最初のメンバーはすべて残っています。


つまり、土方も鳶も左官も全部同じ大工さんがこなしているわけです。そして、上手い人は何をやっても上手い。永年建築現場を経験している父が言うので、間違いないでしょう。

昨日から、一階部分の仮枠や材木で作った足場を解体し、その材料を再利用して、二階の部分のコンクリート打ちの準備。周りに大きな建物がほとんどなく、床面をグランドラインからかなり高めにしているので、二階の高さでも相当怖い。さらにそこへ足場を組んで、平然とその上で仕事をしているのを見ていると、フィリピンの大工さんもたいしたもんだと思います。


私は別に高所恐怖症というわけでもなく、学生時代は父の仕事場でバイトして、7階建てのビルの工事にかかわったこともあるのですが、その時は高所作業になると、ネットを張って、それなりの事故対策がしてありました。

ところがこっちの大工さん、足下はサンダル、ヘルメットもなしで角材一本の足場を悠々と移動していきます。慣れと言ってしまえばそれまでですが、よっぽど若い頃からこの仕事してるんでしょうね。

そして一番身軽なリーダー格のリトさん、左官仕事も手付きがいい。他の大工さんから人望も厚く、こういうマルチタレントな人は、本来ならばもっといい給料を貰わないといけないと思ったりします。でもだからと言って、この現場だけたくさん払うわけにもいきません。難しところですね。


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