2014年2月11日火曜日

札束怖い

床、壁、屋根…建物の土台がそれぞれできて来ました。長らく灰色のコンクリートの色彩だけだったのが、もう一息で仕上げ色に変わりそうです。

先月の後半ぐらいから、内装材の買い付けを開始。今日はようやく床に使うタイルを購入完了しました。本当は二週間前には終わっていたはずなんですが、建材店で「お取り置き」しているはずだった、一番大量に使うタイルが、あっさり他所へ売却されてしまっていたことが発覚。

やっぱりお金払わないとダメですね。せめて何らかの書類の残しておくべきでした。とまぁ、そこでキレてもしょうがないので、気を取り直して別の建材店へ。当初のタイルが相当気に入った色と柄だったので、それに合わせて似たものを探し出すのに一苦労。

そして、やっと「これ!」と思い定めたものは、お約束のように数が足りない。少々やけくそ気味のところで、そこそこのが見つかったので、もうエイヤっと決めてしまいました。えらい高くなってしもた...。家内が気に入ったデザインだから良いとしましょう。



続いて、洗面台のサイズを出さないと、窓の位置と幅が決められないという状況になっていたので、洗面台も決めて来ました。これは内装材ではなく家具ですね。当たり前ですが、セメントやブロック、鉄筋などより、タイルや扉、窓枠などは、単価が高く感じられます。さらに洗面台ともなると、この値段でどんだけセメント買えるか?という感覚。



一回の買付けもかなりの額を用意しないといけません。しかもフィリピンでは、建材店のような場所では、カードがほとんど使えません。使えても、月の使用上限が数万円程度なので、あっと言う間に今月の規定額終了。

毎回、銀行で現金卸してくるわけですが、フィリピン紙幣の最高額は1000ペソ。(約二千数百円)。今日などは、ほとんど500ペソ札で渡されたので、物凄い札束になってしまいました。円に換算すれば、大した金額でもないのに、何百万円も持ってるみたいで、支払いが済むまで、とても怖かった。



施主が買付けに走っている間も工事は進み、現場に戻った頃には、一階の床のコンクリート打ちに向けての準備が終わってました。廃材や足場がキレイに取り除かれて、ずいぶん屋内が広く見えます。
明日は、またまたコンクリート作業です。


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