自分の家だったら思い入れもあるので、そうでもないですが、賃貸や借家など既成の物件に入居すると、引っ越した後でどんな屋根がどんな形で、何色だったか覚えていないことが多い。
フィリピンの屋根材は、スチールをプレスして作ったスチール瓦が一般的です。そして業者が違っても供給元のメーカーが数社しかないようで、色は10種類もないみたいですね。こちらで好まれるのは、赤や茶色の暖色系。壁が黄色やベージュ、薄いピンクなんかと組み合わせる。明らかに素人が選んだというような、赤い屋根に青い壁なんてのも見かけます。
次に多いのは緑の屋根に白い壁。青い屋根は比較的少ない。私は、根が天の邪鬼な性格なので、できるだけ人が選ばない方向に行くタイプ。当然のように青瓦にしました。実際、家に乗せてみると、青空に映えて中々いい感じの仕上がりです。
着工後ちょうど4ヶ月が経過して、ようやく仕上の色が現れました。
それにしても、すごい分厚さで塗るんですね。コンクリートがどんどん無くなります。フィリピンの住宅って、ほんとにコンクリートの塊だな。
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