「工具が壊れたので、行けません。」とのこと。何じゃそりゃ? 理由はともかく、来られないのなら、そっちから連絡しろよ〜。しかも二日続けて。こういうところが、さすがのフィリピンですね。結局、工具が修理できたのか、他から調達できたのか、午後になってやっと来てくれました。
それにしても、2月に入ってようやく天候が安定して、屋根の作業にはちょうどいい晴天が続いているのに、もったいない。初日も朝遅くの重役出勤、足場作りの作業もチンタラ、チンタラで最初の印象はとても悪かった二人組の屋根職人。
大工さんたちとも、何だか微妙な距離感があるようです。なかなか言葉では説明しにくい雰囲気ですが、お互いにまったくそこに存在していないように、話もしなければ目も合わさない。やっぱり雇い主が違うと、よそ者意識を持つんでしょうかね? フィリピン人同士だと、見ず知らずでも同じ場所で働けば、すぐに打ち解けそうなものなんですが。
作業スペースに置かれたスチール瓦を移動させたいと思っても、大工さんは「それは、よその荷物やから、ワシら知らん」という感じで、触るのも嫌なようです。別に仲良くするのが目的ではないけど、もうちょっと協力してくれんかなぁ?
とまあ、ちょっとギクシャクしてたんですが、屋根屋さんが遅れを取り戻します、とばかりに夕方五時を過ぎても一生懸命屋根の部材を組み立てているのを見て、ようやく大工のリーダーのリトさんが、何やら話しかけてました。
瓦が葺ければ、これがこの家最初の「仕上がりの色」になります。当初見込みは一週間と言ってましたが、雨など降らず早く終わりますように。
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