2016年8月4日木曜日

ゴールデン・カレー @ ネグロス島


二年ほど前に、フィリピンでも日本式のカレーを作ってるという投稿をしました。その後も、この習慣は続けていて、最近では「ウィークエンド・カレー」と称して、土日には必ずカレー。大抵の日本の家庭と同じく、一度作るとかなりな量になるので、続けても飽きないように、カツカレーにしたり、スパゲティやうどんと組み合わせたり。

最近の流行りは、キーマカレー

気が向くと、ジャポニカ米(フィリピン国内の生産ですが、種類がフィリピンのインディカではなく、日本と同じもの)を使うことも。こうなると日本で夕食にカレーを食べてたのと、まったく同じ味で、海外に移住したのを意識しなくなる瞬間です。

これができるのも、ネグロス島で日本製のカレールーが手に入るから。メインの材料、お肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモは、日本のものとほとんど変わらない。その他には、缶入りマッシュルーム、牛乳、コンソメ、トマトソースも使います。こちらも日本と同様、どこでも売ってる一般的なもの。時々、牛乳の代わりにココナツ・ミルクも。

そして気になるルー。これは、どういうわけだか近隣スーパーの輸入食材の棚にあるのは、S&Bのゴールデンカレーだけ。知っている範囲で三軒のスーパーに置いてますが、どこも同じ状況です。ただし、いつでも数量は確保されていて、品切れになることは滅多にない上に、「甘口」「中辛」「辛口」は、必ず揃っている。

移住当初、これ以外にもハウスのバーモントカレーや、こくまろカレーもあって、意外な日本カレーの充実ぶりに興奮したのに、しばらくすると淘汰されたのか、今では、ゴールデンカレーだけが残っています。

毎週作っているので、我が家の食料棚には、いつでも4〜5箱は常備されている「中辛」ゴールデンカレー。ホームパーティの時に用意する料理の一品は、大抵カレー。嬉しいことに、いつも一番人気で、フィリピン人、日本人に関係なく、どのお客さんにも喜んでもらってます。

スープ状で本家のインドスタイルのカレーは、フィリピンのレストランでも時々見かけます。それにスパイス売り場には、カレー・パウダーもあり、カレー風味そのものは、フィリピンでもポピュラーなようですね。

移住前から考えていたのは、日式カレーレストラン。「ちょっと高級」ぐらいのイメージで売り出せば、こっちでも固定客がつくんじゃないかと思います。実は今年の初め頃、ルソン島のリゾート地でレストランを経営している、家内の友人から「ウチの料理人にレシピを伝授してくれないか?」というお誘いがありましたが、その後、音沙汰がありません。やる気はあるんだけどなぁ。




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