この土曜日(2019年4月13日)は、裏庭でのゲストハウスの工事が始まって以来、最初の給料日でした。
日当制で、棟梁リトの1日500ペソ(約1,100円)を筆頭に、大工さんは470ペソ、ヘルパーと呼ばれる力仕事専門の人は350ペソ、という具合に分けています。本来ならば、毎日手渡しても良さそうなところ、6年前に母屋を建てた時と同様に、週に一回、まとめて支払い。
これって、フィリピンのどこでもそうなのか、それともネグロス島とかシライ市のローカル・ルールなのかは不明。
まぁ、毎日渡したら、家に帰る前に酒代に消えてしまう人も多そうだし、一月待たせると、マジで家族の食費がない、なんてことも。そう考えると週給にするのが、一番妥当なやり方なのかも知れません。まず大工さんって、銀行に口座持ってる人は、滅多にいなんじゃないかと思います。
工事の方は、掘り方がだいぶ進んで、合計15本のうち、13本分の柱の基礎部分は終わり、金曜日午後に納品した鉄骨を、切ったり曲げたりの作業にも着手。週明けには、地中梁の掘り方に移行できそうです。
ちなみに、こちらでは何も言わないと、鉄筋コンクリート2階建ての住宅でも、柱周囲や底だけを固める、独立基礎にしてしまうらしい。日本ほど地震は多くないフィリピンとは言え、ネグロスや隣島のボホール、セブでも、ここ10年ほどの間に、建物の倒壊で死者が出るような地震が散発。
なので、今住んでいる母屋もそうだし、平屋の新規ゲストハウスも、地中梁にしてくれと、申請図面を描いてもらう時にお願いした次第。その図面を見ても、リトは地中梁だと思ってなかったみたい。
そして今日、日曜日。カトリックではイースター(復活祭)の1週間前に当たる「枝の主日」。作業はお休みですが、朝8時から、レギュラー4人の大工さんとは別に、6名のヘルパーが集合。敷地のど真ん中に設置してあるバンブーハウスを、工事の邪魔にならない位置への仮移動です。
いくら竹製でも、4人では運べない重量なので、大工の一人、マーロンくんの従兄弟たちに声をかけてもらいました。そのために前日、竹4本を購入済み。これを適当な長さに切って差し込み、お神輿のように担ぎ上げるわけです。この仕事には一人200ペソ。1時間もかからず完了。
ということで、久しぶに施主役の、最初の長い1週間が終わりました。
4/12〜14の出費
大工さんのサブディビジョン(宅地)入門ID制作費:300ペソ
大工さんの給料:8,450ペソ
竹4本+運送費:700ペソ
バンブーハウス移動工賃:1,200ペソ
計:10,650ペソ
本日までの合計:106,285ペソ
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