2019年4月18日木曜日

柱がにょきにょき

この日曜日(4月14日)に、カトリックの暦では「枝の主日」を迎え、キリストの復活を祝うイースター前の「ホーリー・ウィーク」(聖週間)に入りました。

フィリピンでは、聖木曜日の今日4月18日から週明けまでがお休み。我が家のゲストハウス新築工事も、ついでに反対隣の大工さんたちも4連休。やかましいラジオに文句を言わなくてもいいので、かなりホっとしております。

先週、ずいぶんたくさん建材を買ったので、今週はもう大丈夫だろうと油断していたら、セメントの配達が遅れるし、棟梁のリトからは「鉄筋が足りない」との直訴。仕方がなく急場凌ぎで、近所のお店で材料購入。手持ちの現金がかなり寂しくなってしまった。これでは砂利と砂、コンクリートブロックの支払いができません。

大慌てでシライ市内の銀行に走ったところ、タイミングの悪いことに、その日は3ヶ月に一度の4Ps(フォーピース)の支給日にぶち当たり、どの支店も建物を人が取り囲むほどの大行列。あっちゃ〜〜。

フォーピースとは、Pantawid Pamilyang Pilipino Program(フィリピン家庭の架け橋プログラム)の頭文字、4つのPから来た愛称。かんたんに言うと、貧困層の子育てを支援するために、年に4回、14歳までの子供一人につき、政府が1,500ペソを支払う制度。

私も詳しくは知らないけれど、最寄りの指定金融機関が窓口なんでしょうね。我が家のメインバンクであるメトロポリタン銀行を始め、大手の銀行はどこも、エラいことに。

それでもツケで配達をしてくれるのは、事情をよく知るご近所の業者さん。また「日本人=お金持ち、金払いがよい」という、フィリピン国内に今も流布する神話にも助けられた格好。おかげさまで工事が滞ることもなく、聖週間休み前に鉄筋の柱9が、にょきにょきと立ちました。




遅れて配達のセメント50袋
炎天下、すごい重労働

水曜日には無事、銀行でお金を下ろすこともできて、大工さんへの週給含めて、支払いは全部完了です。

4/15〜17の出費

セメント6袋:1,350ペソ
セメント運送費(トライシクル):50ペソ
コンクリート運搬用コンテナ4個:200ペソ
鉄筋20本:6,920ペソ
砂利・砂(各3立米)・ブロック200個:8,500ペソ
大工さん給料:6,000ペソ

計:23,020ペソ

本日までの合計:129,305ペソ


0 件のコメント:

コメントを投稿